第5回公認心理師試験151〜154

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問151  22 歳の男性 A、無職。奇異な言動を心配した家族に連れられて精神科クリニックを受診した。同伴した家族によると、半年以上前から A は、「やっと分かりました」、「もう後戻りはできないんですね」などと独り言をつぶやきながら、にやにやと奇妙な笑顔を浮かべるようになった。A に理由を聞いたが、まとまりのない内容で、何の話か分からなかったという。受診時、A は主治医に対して、「このクリニックの駐車場には、赤いスポーツカーが停まっていました。あれは、お前も赤く燃えるように使命を果たせ、という私に向けられた啓示なのです」と訴えた。DSM- 5 の診断基準に該当する A の病態として、最も適切なものを 1 つ選べ。

  1. 双極性障害
  2. 統合失調症
  3. 短期精神病性障害
  4. 全般不安症/全般性不安障害
  5. 統合失調型パーソナリティ障害
解答

統合失調症を参照。

問152  14 歳の女子 A、中学 2 年生。A は、同級生からのいじめについて、 同じ中学校に勤務しているスクールカウンセラー B に相談をしている。 A について、教育相談コーディネーターの教師が中心となって支援チームの会議が開かれた。支援チームの会議には、B のほかに、A の担任教師と学年主任、養護教諭、生徒指導主事及び管理職が参加した。会議では A の支援や学校としての対応をどのように行うかが検討された。 B の会議での対応として、不適切なものを 1 つ選べ。

  1. いじめに関する専門的な知見などを提供する。
  2. いじめの重大事態かどうかの判断を主導する。
  3. クラスや学年などで行う心理教育の実施について検討する。
  4. A の具体的な支援策に関わる教職員研修の実施について検討する。
  5. 守秘義務に配慮しながら、A との面接についての情報や見立てを提供する。
解答

文部科学省により、いじめの重大事態に関する判断主体については以下のように示されている。

いじめ法28条1項の規定による調査(以下単に「調査」という。)は、「学校の設 置者又はその設置する学校」が、重大事態に該当すると「認める」ときに行うものとさ れている。したがって、重大事態に該当するか否かを判断するのは、学校の設置者(以下単に「設置者」という。)又は学校である。

問153  30 歳の男性 A、中学 2 年生の担任教師。A は、担任をしている男子生徒 B から、中学 1 年生の初めての定期テストで、テストの成績が悪かったことについて相談を受けた。その際、「準備不足だったかな」と 伝え、B を励ました。その後も、A は B を同様に励まし続け、B も努力を続けていたが、成績が下がってきている。 原因帰属の観点から、A の B への言葉掛けとして、最も適切なもの を 1 つ選べ。

  1. 上手くいかなかったのは、問題が難しかったからかもしれないね。
  2. 上手くいかなかったのは、努力がまだまだ足りなかったからかもしれないね。
  3. 上手くいかなかったのは、勉強方法が合っていなかったからかもしれないね。
  4. 上手くいかなかったのは、予想していなかった問題が出題されたからかもしれないね。
解答

原因帰属を参照。

問154  9 歳の男児 A、小学 3 年生。A の両親はけんかが絶えず、父親からの母子に対する暴力のため警察が出動することもあり、要保護児童対策協議会で支援が検討されていた。ある日、A が提出したテストの余白に、「しばらく前にママがいなくなりました。たすけてください」との記述を担任教師が発見した。これを受けて学校は直ちに、管理職、学年 主任、担任教師、スクールカウンセラーなどを交えて対応を検討し、担任教師が A に声掛けをするとともに、市の虐待対応担当課に通告することになった。この状況における学校の対応として、適切なものを2つ選べ。

  1. 記述の内容について、A の父親に確認する。
  2. 通告に至る事実関係を、時系列に沿って具体的に記録する。
  3. 声掛けの際には、A が SOS を出すことができた力を支持する。
  4. 担任教師が A に声掛けした後、管理職が現状を A に詳細に確認する。
  5. 声掛けの際には、A の発言内容は誰にも言わないことを A に保証する。
解答
②、③

まぁ、普通に回答できますよね。①と回答した人はやばいですね。

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