ピグマリオン効果

ピグマリオン効果とは

1963年~1964年にかけてアメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールとフォードが行った実験により誕生。教師期待効果、ローゼンタール効果とも呼ばれ、教師の期待によって、生徒の成績があがるとするもの。またその反対をゴーレム効果という。

第2回公認心理師試験に出題

1960年代のR.Rosenthalの実験で、ある検査の結果、学業成績が大きく向上すると予測される児童の氏名が教師に伝えられていた。実際には、児童の氏名は無作為に選ばれていた。8か月後、選ばれた児童の学業成績が実際に向上していた。

  1. ハロー効果
  2. プラセボ効果
  3. ホーソン効果
  4. ピグマリオン効果
  5. アンダーマイニング効果
解答

  1. ある特定の特徴を高く評価した際、他の特徴に対する評価が歪められる現象。
  2. 薬と信じ込ませた上にて偽薬を処方した際、偽薬にも関わらず症状の改善が見られる現象。
  3. 他者により信頼されているとの自覚により、生産性や検査結果が変容する現象。
  4. 教師の期待を受けることで、生徒の学業成績が向上すると捉える現象。教師期待効果とも呼ばれる。
  5. 内発的に動機付けされている行為に対して外発的な報酬が与えられることで、動機付けが低下する現象。

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