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問31 DSM- 5 の月経前不快気分障害が含まれる症群又は障害群を 1 つ選べ。
- 抑うつ障害群
- 不安症群/不安障害群
- 身体症状症および関連症群
- 双極性障害および関連障害群
- 心的外傷およびストレス因関連障害群
解答
問32 睡眠薬として用いられるオレキシン受容体拮抗薬の副作用として、 頻度が高いものを 1 つ選べ。
- 依存
- 傾眠
- 呼吸抑制
- 前向性健忘
- 反跳性不眠
解答
②
オレキシン受容体拮抗薬は、覚醒を維持する脳内物質であるオレキシンの働きを抑えて眠りに導く薬。
不眠症患者を対象とした第III相国際共同試験では、254例(日本 人61例)に本剤(成人:20mg、高齢者:15mg)が投与された。
この試験の 6 ヵ月間の副作用は53例(20. 9%)に認められた。主な副作用は、傾眠(4. 7%)、頭痛(3. 9%)、疲労(2. 4%)であった。
傾眠とは、意識障害の一つで、軽い刺激で意識を取り戻す状態のことをいう。 意識障害のレベルは、傾眠・昏迷・半昏睡・昏睡の4段階。
問33 自傷他害のおそれはないが、幻覚妄想があり、入院を必要とする精神障害者で、本人も入院を希望している。この場合に適用される精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉に基づく入院形態として、適切なものを 1 つ選べ。
- 応急入院
- 措置入院
- 任意入院
- 医療保護入院
- 緊急措置入院
解答
③
問34 小児科における公認心理師の活動の留意点に含まれないものを 1 つ選べ。
- 家族は心理的支援の対象である。
- 治療すべき身体疾患を見逃さないよう連携を図る。
- 虐待に関わる証拠の発見収集はもっぱら医師に任せる。
- 疾患についての治療内容や自然な経過を知るようにする。
- 重篤な疾病の診療で疲弊した医療者を支えることは業務の 1 つとなる。
解答
③
サービス問題ですか。
問35 低出生体重児及びその発達に関する説明として、不適切なものを 1 つ選べ。
- 低出生体重児は、高体温症になりやすい。
- 低出生体重児は、単胎児よりも多胎児により多い傾向がある。
- 極低出生体重児は、運動障害や知的障害などの合併症の頻度が高い。
- 日本における低出生体重児の出生比率は、2005 年以降 9 ~ 10 % である。
- 低出生体重児は、一般的に新生児集中治療室〈NICU〉などにおける医療ケアを要する。
解答
①
低出生体重児を参照。
問36 身体障害者福祉法施行規則別表第5号(身体障害者障害程度等級表)で定められている障害種に該当しないものを 1 つ選べ。
- 視覚障害
- 肢体不自由
- 発達性協調運動障害
- 聴覚又は平衡機能の障害
- 音声機能、言語機能又はそしゃく機能の障害
解答
③
身体障害者障害程度等級表を参照。
問37 うつ病に対する認知行動療法の主な技法として、不適切なものを 1 つ選べ。
- 認知再構成法
- 問題解決技法
- 活動スケジュール
- 持続エクスポージャー法
- ソーシャル・スキルズ・トレーニング〈SST〉
解答
④
認知行動療法を参照。
問38 生物心理社会モデルに関する説明として、誤っているものを 1 つ選べ。
- 心理的要因には、感情が含まれる。
- 生物的要因には、遺伝が含まれる。
- 社会的要因には、対処行動が含まれる。
- 多職種連携の枠組みとして用いられる。
- 生物医学モデルへの批判から提案されたモデルである。
解答
③
問39 アクセプタンス&コミットメント・セラピー〈ACT〉の説明として、 誤っているものを 1 つ選べ。
- 第3世代の行動療法と呼ばれる。
- 「今、この瞬間」との接触を強調する。
- 心理的柔軟性を促進させることを目指す。
- 理論的背景として対人関係理論に基づいている。
- 価値に基づいた行動を積み重ねていくことを重視する。
解答
④
認知行動療法を参照。
問40 緩和ケアの定義(2002年、WHO)の基本的な考え方について、誤っているものを 1 つ選べ。
- 家族も対象とする。
- QOL の改善を目指す。
- 疾患の終末期から開始する。
- がん以外の疾患も対象とする。
- スピリチュアルな問題に配慮する。
解答
③
緩和ケア・ターミナルケアを参照。
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