第4回公認心理師試験91〜100

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問91 L.Kohlbergの道徳性の発達理論において、「近所のおばあさんは、いつもお菓子をくれるから良い人である」という判断に該当する発達段階として、適切なものを1つ選べ。

  1. 法と秩序の志向性
  2. 社会的契約の志向性
  3. 罰と服従への志向性
  4. 対人的同調への志向性
  5. 報酬と取引への志向性
解答

問92 サクセスフルエイジングの促進要因として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 防衛機制の使用
  2. ライフイベントの多さ
  3. ソーシャル・コンボイの維持
  4. タイプA行動パターンの獲得
  5. ワーク・エンゲイジメントの増加
解答

問93 世界保健機関〈WHO〉による国際生活機能分類〈ICF〉の説明として、正しいものを1つ選べ。

  1. 分類対象から妊娠や加齢は除かれる
  2. 医学モデルと心理学モデルに依拠する。
  3. 社会的不利が能力障害によって生じるとみなす。
  4. 生活上のプラス面を加味して生活機能を分類する。
  5. 心身機能・構造と活動が、それぞれ独立しているとみなす。
解答

問94 G.Batesonの二重拘束理論に関連する概念として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 三角関係
  2. 両親連合
  3. 世代間境界
  4. ホメオスタシス
  5. メタ・コミュニケーション
解答

問95 手話をコミュニケーション手段とする被検査者にWAIS-Ⅳを実施する。回答場面におけるやりとりに際して、結果に影響が出ないように注意を必要とする下位検査として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 符号
  2. 類似
  3. パズル
  4. 行列推理
  5. バランス
解答

問96 パーソナリティ障害に適用するため、認知行動療法を拡張し、そこにアタッチメント理論、ゲシュタルト療法、力動的アプローチなどを組み込んだ総合的な心理療法として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. スキーマ療法
  2. 対人関係療法
  3. 動機づけ面接
  4. アクセプタンス&コミットメント・セラピー〈ACT〉
解答

問97 心理療法における効果検証に用いられる方法として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 主成分分析
  2. クラスター分析
  3. ランダム化比較試験
  4. コレスポンデンス分析
  5. 修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ
解答

ランダム化比較試験とは、客観的に治療効果を評価することを目的とした研究試験の方法。研究の対象者を2つ以上のグループにランダムに分け(ランダム化)、治療法などの効果を検証する。

問98 病初期のAlzheimer型認知症の所見として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 徘徊
  2. 錐体外路症状
  3. 着脱衣の困難
  4. 遠隔記憶の障害
  5. 同じ話の繰り返し
解答

問99 教育評価について、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 教育評価は、全国統一の基準に基づく。
  2. カリキュラム評価は、ルーブリックに基づく。
  3. カリキュラム評価の対象には、部活動が含まれる。
  4. 教育評価の対象には、潜在的カリキュラムが含まれる。
  5. カリキュラム評価の対象には、学習者の学習・成長のプロセスが含まれる。
解答

問100 情状鑑定に関する説明として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 簡易鑑定として実施される。
  2. 行動制御能力の有無や程度を評価する。
  3. 理非善悪の弁護能力の有無や程度を評価する。
  4. 量刑判断を行う上で考慮すべき事項について評価する。
  5. 裁判所から依頼されることはなく、被告人の弁護人からの依頼による私的鑑定として実施される。
解答

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