トランスアクショナルモデル

トランスアクショナルモデル transactional modelとは

ストレス過程を説明するモデル。ストレスの原因(ストレッサー)、ストレッサーに対する認知的評価、ストレス対処法(コーピング)、ストレス反応という一連のプロセスを示す。

ストレスとは

生活する中での様々な刺激(ストレッサー)を受けたときの感覚及び反応のこと。

ストレッサーとは

ストレスの原因となるもの。

物理的ストレッサー:光、温度、音、睡眠不足など

化学的ストレッサー:たばこ、アルコール、ほこり、大気汚染など

生物学的ストレッサー:ウィルス、細菌、カビ、花粉など

心理的ストレッサー:不安、不満、怒り、喜び、悲しみなど

社会的ストレッサー:家庭環境、職場環境など

ストレス対処法(コーピング)

ストレッサー対処(ストレスとなる刺激にどのように対処するか)には3つのAがある。

  1. Avoid(ストレッサ-の回避):たとえば仕事を一時的に休むとか、負担となる人間関係から離れる。
  2. Alter(ストレスの原因を変える、変容):負担と感じるストレスをいいストレスと認知し直してみる。
  3. Accept (受容・受け入れ);ストレスをストレスとありのまま受け入れるということ。

 

ストレス対処(ストレス反応に対する対処)には、3つのRがある。

  1.  Rest(休養)
  2.  Recreation (気晴らし・気分転換)
  3.  Relax (リラックス)

ストレス耐性(過剰なストレスに耐えられる状態をもつこと)を維持する、高めるには3つのSがある

  1. Support system(援助・支援・支持):周囲からのサポート、相談できる相手がいること。
  2. Style of life(生活習慣):規則正しい生活習慣を継続すること。
  3. Self-confidence(自己信頼・自己評価):自分を信じること。

第5回公認心理師試験に出題

R. S. Lazarus と S. Folkman によるトランスアクショナルモデル 〈transactional model〉の説明として、適切なものを1つ選べ。

  1. パニック発作は、身体感覚への破局的な解釈によって生じる。
  2. 抑うつは、自己・世界・未来に対する否定的な認知によって生じる。
  3. 無気力は、自らの行動と結果に対する非随伴性の認知によって生じる。
  4. ストレス反応は、ストレッサーに対する認知的評価とコーピングによって決定される。
  5. 回避反応は、レスポンデント条件づけとオペラント条件づけの原理によって形成される。
解答

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