リエゾン(精神医学)

リエゾンとは

liaisonは、フランス語で連声という意味で、
通常は発音されない語尾の子音字が次に続く語の語頭母音と結合して発音される現象。そこから、連携や橋渡しなどの意味を持つ。

専門職や各関係機関、取り巻く環境の連携を行うことで、クライエントや起こっている問題に対しての
治癒力を高めることをリエゾン機能という。

臨床心理士資格試験の過去問では、学校場面でのSCの役割として、リエゾン機能が出題されている。

事例には取り巻く環境があり、その関係へ働きかけねばならない。スクルールカウンセラーの場合には、環境としての学校自体がもつ自己治癒力をどう引き出すかが課題となり、これが果たすべきリエゾン機能である。

 

リエゾン精神医学とは

正確には、コンサルテーション・リエゾン精神医学(Consultation Liaison Psychiatry:CLP)という。
医療における患者の身体医療の中で起こる様々な精神的課題に対して、精神科医をはじめとする精神科医療チームと連携して、治療や研究を行うこと。

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