心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引きまとめ

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心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き

厚生労働省が、平成16年に「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き~メンタルヘルス対策における職場復帰支援~」と題し、マニュアルとして周知。平成21年に改訂されている。以下がその資料。

病気休業から、職場復帰後のフォローまでを、5ステップに分けて紹介している。

第1ステップ【病気休業開始及び休業中のケア】

労働者(病気休業するもの)から管理監督者に主治医による診断書(病気休業診断書)が提出され、休業開始。以下のことを労働者に情報提供する。

  • 傷病手当金などの経済的な保障
  • 不安、悩みの相談先の紹介
  • 公的または民間の職場復帰支援サービス
  • 休業の最長(保障)期間等

第2ステップ【主治医による職場復帰可能の判断】

労働者本人が職場復帰の意思を示し、それを受け、必ず主治医による判断が必要。

・その判断は、必ずしも職場で求められる業務遂行能力まで回復しているとの判断とは限らない。

・主治医の判断と職場で必要とされる業務遂行能力の内容等について、産業医等が精査した上で採るべき対応を判断し、意見を述べることが重要です。

第3ステップ【職場復帰の可否の判断及び職場復帰支援プランの作成】

ア 情報の収集と評価

イ 職場復帰の可否についての判断

ウ 職場復帰支援プランの作成

第4ステップ【最終的な職場復帰の決定】

ア  労働者の状態の最終確認

イ 就業上の配慮等に関する意見書の作成

ウ 事業者による最終的な職場復帰の決定

エ その他

第5ステップ【職場復帰後のフォローアップ】

ア  疾患の再燃・再発、新しい問題の発生等の有無の確認

イ 勤務状況及び業務遂行能力の評価

ウ 職場復帰支援プランの実施状況の確認

エ 治療状況の確認

オ 職場復帰支援プランの評価と見直し

カ 職場環境等の改善等

キ 管理監督者、同僚等の配慮

第3回公認心理師試験に出題

問143 20代の男性A、会社員。Aは300名の従業員が在籍する事業所に勤務している。Aは、うつ病の診断により、3ヶ月前から休職している。現在は主治医との診察のほかに、勤務先の企業が契約している外部のメンタルヘルス相談機関において、公認心理師Bとのカウンセリングを継続している。抑うつ気分は軽快し、睡眠リズムや食欲等も改善している。直近3週間の生活リズムを記載した表によれば、平日は職場近くの図書館で新聞や仕事に関連する図書を読む日課を続けている。職場復帰に向けた意欲も高まっており、主治医は職場復帰に賛同している。次にBが行うこととして、最も適切なものを1つ選べ。 

  1. 傷病手当金の制度や手続について、Aに説明する。
  2. Aの診断名と症状について、管理監督者に報告する。
  3. 職場復帰の意向について管理監督者に伝えるよう、Aに提案する。
  4. 職場復帰に関する意見書を作成し、Aを通して管理監督者に提出する。
  5. Aの主治医と相談しながら職場復帰支援プランを作成し、産業医に提出する。
解答

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