努力-報酬不均衡モデル

努力-報酬不均衡モデルとは

社会学者Siegrist,J.によって提唱された。報酬(金銭、他者からの尊重、昇進など)とその報酬を得るために費やす努力の2つの軸をもとにストレスを捉えようとするモデル。「高努力・低報酬」が最も高いストレス状態。

平成28年度臨床心理士資格試験に出題

職場のメンタルヘルスに関する記述のうち、正しいものの組み合わせを選ぶ問題。

A.仕事の要求度ーコントロールモデルでは、仕事の要求度が高く、意思決定の範囲などを含む仕事のコントロールが低い人ほど、ストレス反応が高くなる。◯

B.努力ー報酬不均衡モデルでは、費やされた努力の大きさに比べて得られた報酬が低い人ほど、ストレス反応が高くなる。◯

C.ストレスチェック制度は、うつ病などの精神疾患に罹患した労働者の職場復帰を支援することを目的としている。×

D.労働者が自らの意思で残業を続けた場合、過労のために精神疾患を発症したとしても、雇用者の責任は問われない。×

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