Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia〈BPSD〉とは
認知症 の症状は「中核症状」と「行動・心理症状(BPSD)」の2つに分けることができる。
中核症状とは、直接的に起こる記憶障害、見当識障害、理解・判断力の低下、実行機能障害、言語障害(失語)、失行・失認などの認知機能の障害。
一方、中核症状によって引き起こされる二次的な症状をBPSDという。
周囲の不適切なケアや身体の不調や不快、ストレスや不安などの心理状態が原因となって現れる。
- 興奮・怒りっぽくなる
- 妄想
- 意欲減退
- 暴言や暴力
第5回公認心理師試験に出題
認知症の行動・心理症状[behavioral and psychological symptoms of dementia〈BPSD〉]について、最も適切なものを 1 つ選べ。
- 生活環境による影響は受けない。
- 前頭側頭型認知症では、初期からみられる。
- 治療では、非薬物療法よりも薬物療法を優先する。
- Alzheimer 型認知症では、幻視が頻繁にみられる。
- 単一の妄想として最も頻度が高いのは、見捨てられ妄想である。
解答
②
第1回公認心理師試験(追加試験)に出題
認知症の症状を中核症状とBehavioral and Psychological Symptoms of Dementia〈BPSD〉とに分けた場合、中核症状に分類される内容として、正しいものを1つ選べ。
- 失禁
- 失行
- 徘徊
- 妄想
- 抑うつ
解答
②
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