新型コロナウィルスによる学校一斉臨時休業中に、気をつけたいこと

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学校がついに、臨時休業になりましたね。

決まってしまったことは、仕方ないので、自分たち援助職にできることをやっていきましょう。

文部科学省から毎日のように通知も出ているので、参考にしてみてください。

一斉休業中のリスクについて

やはり、休業となった場合に気になるのが、子どもの日中の過ごし方です。

正直勉強の遅れなどはどうでもいいのですが、命に関わることは防がねばなりません。

祖父母や親族に預ける、放課後児童クラブ、放課等デイサービスなどを利用するなど

工夫したとしても、やむを得ず、日中子どもたちを留守番させないといけない家庭は

少なくないでしょう。

以下の3つがパッと考えられるリスクです。

犯罪に巻き込まれる可能性

こういう機会を狙っている犯罪者が、必ずいます。

特に低学年の子どもが長期間一人で留守番せざるを得ないこの期間は

十分な予防的対策が必要です。

  • 親や学校以外からの電話には出ない。
  • 訪問客についても、基本的に出ない。学校とは合言葉などを決めておく
  • 鍵に加えて、チェーンや複数の施錠を玄関ドアにつけておく
  • 遠隔から、部屋の様子を確認できるよう用意をしておく

事故・病気

料理を作っていて、火事になる。

風邪やインフルになる。

遊んでいて、怪我をする。

子どもは、ずっと家の中でじっとできるわけありません。

長期間続くと、ストレスも溜まります。大人だってそうです。

ルールを守れず、いろんなことをやらかすもんです。

子どもを起こりすぎないようにしてください。

重大な事故にならないように、家の中の危険なものを遠ざけてください。

虐待家庭

個人的には、一番心配です。

ネグレクトの場合は、食料の心配です。

給食が、唯一まともに食べることができる食事の子どももいます。

また、親が在宅である方が、心配なケースもあります。

学校の間は離れることができていて、お互いストレスなく生活できていたのに

長い間一緒にいることで、暴力や暴言など増すこともあります。

身体的虐待や性的虐待も、リスクとして見ておく必要があります。

できる対策とは?

子どもの居場所調査・生存確認

全家庭に、一斉休業中の子どもの居場所についての調査をしてほしいです。

そして、日中子どもだけになってしまう家庭をリストアップし、

できれば担任等と連携し、毎日家庭訪問や電話連絡で、安全確認をしてほしいと思います。

同時に、ハイリスク家庭もピックアップし、同じく安全確認を実施。

居場所の提供

どう考えても、放課後児童クラブや放課後等デイサービスなどでは間に合わないでしょう。

学校の教室を開放し、なるべく小集団にして感染リスクを下げて、居場所を提供する。

区役所や公民館、図書館、児童館などとも連携しながら人員を確保していく。

(こう考えたら、ほんまに学校を休業させたのか意味がわかりません)

このような時にこそ、家庭同士でも協力しあって

順番に仕事を休み、仕事や経済的負担を分担して、子どもを見守っていくなども必要かもしれません。

食料の確保及び分配

給食を食べることができないのは、非常に痛いですよね。

セカンドハーベスト(フードバンク)などと連携し、食料提供をしてもらい

学校の調理室を利用するなど、できないでしょうか。

もしくは、簡易に食べることができるものを、ネグレクト家庭に届ける。

子ども食堂も、実施しないところが多くなるようなので・・・

食べることができない子どもは、意外にたくさんいます。

皆さんで、知恵を出し合いあがら、乗り越えていきましょう!

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