第2回公認心理師試験過去問題41〜50

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問41 右利きの者が右中大脳動脈領域の脳梗塞を起こした場合に、通常はみられないものを1つ選べ。

  1. 失語症
  2. 左片麻痺
  3. 全般性注意障害
  4. 左半身感覚障害
  5. 左半側空間無視
解答

問42 児童相談所の業務内容として、誤っているものを1つ選べ。

  1. 親権者の同意を得て特別養子縁組を成立させる。
  2. 必要に応じて家庭から子どもを離して一時保護をする。
  3. 親権者の同意を得て児童福祉施設に子どもを入所させる。
  4. 子どもに関する専門性を要する相談を受理し、援助を行う。
  5. 市区町村における児童家庭相談への対応について必要な援助を行う。
解答

問43 教育基本法第2条に規定される教育の目標として、誤っているものを1つ選べ。

  1. 勤労を重んずる態度を養う。
  2. 自主及び自律の精神を養う。
  3. 豊かな情操と道徳心を養う。
  4. 個性に応じて進路を選択する能力を養う。
  5. 他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う。
解答

改正前後の教育基本法の比較(PDF:172KB)を見るとわかりやすい。

問44 スクールカウンセラーに求められる役割として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. チーム学校の統括
  2. 児童生徒への学習指導
  3. 教職員へのスーパービジョン
  4. 心理的問題などへの予防的対応
解答

問45 SOAP形式の診療録の記載内容について、正しいものを1つ選べ。

  1. Sに神経学的所見を記載する。
  2. Oに患者が話したことを記載する。
  3. Aに検査データを記載する。
  4. Pに今後のマネージメントの計画を記載する。
解答

問46「就労継続支援B型」について、正しいものを1つ選べ。

  1. 50歳未満であれば対象とする。
  2. 一般就労のために必要な訓練が行われる。
  3. 障害基礎年金を受給している者は対象とならない。
  4. 障害者のうち、雇用契約に基づく就労が可能な者が対象となる。
解答

問47 アレキシサイミア傾向の高い心身症患者の特徴について、正しいものを1つ選べ。

  1. 身体症状より気分の変化を訴える。
  2. ストレスを自覚しにくいことが多い。
  3. 身体症状を言葉で表現することが難しい。
  4. 空想や象徴的な内容の夢を語ることが多い。
解答

心身症を参照。

問48 心理面接における沈黙について、誤っているものを1つ選べ。

  1. 沈黙の受け取り方は文化によって多様である。
  2. 沈黙はクライエント自身の内的探索を阻害する。
  3. 沈黙はクライエントの不快さを増大させることがある。
  4. 沈黙によってクライエントに共感を伝えることもできる。
解答

問49 心理的支援を要する者へ多職種チームで対応する際に、公認心理師が留意すべき点として、不適切なものを1つ選べ。

  1. 要支援者もチームの一員とみなす。
  2. 要支援者の主治医の指示を確認する。
  3. 多重関係に留意しながら関連分野の関係者と連絡を取り合う。
  4. チームに情報を共有するときには、心理学の専門用語を多く用いる。
解答

問50 公認心理師法について、正しいものを2つ選べ。

  1. 公認心理師の登録を一旦取り消されると、再度登録を受けることはできない。
  2. 公認心理師は、心理に関する支援を要する者から相談の求めがあった場合にこれを拒んではならない。
  3. 公認心理師は、その業務を行ったときは、遅滞なくその業務に関する事項を診療録に記載しなければならない。
  4. 公認心理師は、心理に関する支援を要する者に当該支援に係る主治の医師があるときは、その指示を受けなければならない。
  5. 公認心理師は、公認心理師法に規定する公認心理師が業として行う行為に関する知識及び技能の向上に努めなければならない。
解答
④、⑤

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