心理物理学的測定法

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心理物理学的測定法とは

刺激閾(初めて感覚を感じる時の強さ)、弁別閾(初めて刺激の差が感じ取れる強さ)、主観的等価値(比べる刺激が主観的に同等であるという強さ)などの定数を測る方法のこと。測定法には様々な手法がある。

調整法

被験者が、自分自身でダイアル等の装置を使い、刺激の強さを調整できる状態で刺激閾等を測る方法。

極限法

調整法のように、好きなように調整できるのではなく、変化の方向を一方向にする方法。刺激が変化したと感じた強さで止め、その方向の向きを逆転させながら、何度か行い、変化の平均値を出していく。

恒常法

基準となる刺激と、それに変化を加えた刺激をランダムに提示し、その刺激がどちらの刺激か二者強制選択で答えさせていく方法。その正答率によって、刺激を弁別できているかどうかを測定する。

一対比較法

被験者に刺激を2つ提示し、その刺激について評価や選択をさせ、刺激の主観的価値を測定する方法。人間の感覚的判断以外に計測法がないような分野において活用されている。

マグニチュード推定法

ある刺激を10とした場合、与えられた刺激がいくつになるかを推定させる方法。例えば、ある音(基準の刺激)を出し、それに続く音(計測したい刺激)がどの程度か答えてもらう。個人の感覚によるため、人によって数値が変わってくるが、「比率」として評価させることで、反応バイアスが生まれにくい。

平成30年度公認心理師国家試験に出題

心理物理学の実験において、反応バイアスを含まない測定を目指す方法として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 極限法
  2. 調整法
  3. 一対比較法
  4. 二肢強制選択法
  5. マグニチュード推定法◯

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