発達障害者支援法

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発達障害者支援法とは

平成17年4月1日施行。

「発達障害」とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう。

平成28年6月3日改正

  1. 発達障害者の支援は「社会的障壁」を除去するために行う
  2. 乳幼児期から高齢期まで切れ目のない支援。教育・福祉・医療・労働などが緊密に連携
  3. 司法手続きで意思疎通の手段を確保
  4. 国及び都道府県は就労の定着を支援
  5. 教育現場において個別支援企画、指導計画の作成を推進
  6. 支援センターの増設
  7. 都道府県及び政令市に関係機関による協議会を設置

第1章「総則」では、発達障害者の適正な発達と円滑な社会生活の促進のために、発達障害の症状の発現後できる だけ早期に発達支援を行うことの重要性を示し、継続的な支援を行うために、国や地方公共団体の責務を明らかにしている。この法律では、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害者、学習障害,注意 欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその障害が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」(第2条)としている。

現任者講習会テキスト

平成25年度保育士試験に出題

次の文は、「発達障害者支援法」第2条の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

この法律において「発達障害」とは、( A )、( B )その他の広汎性発達障害、( C )、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう。

 1 . A自閉症   Bアスペルガー症候群  C愛着障害
 2 . A自閉症   Bアスペルガー症候群  C学習障害 ◯
 3 . A自閉症   B学習障害       C愛着障害
 4 . A情緒障害  Bアスペルガー症候群  C学習障害
 5 . A情緒障害  B学習障害       Cコミュニケーシヨン障害

平成21年度介護福祉士国家試験に出題

次のうち、発達障害者支援法が定める発達障害に該当しないものを一つ選びなさい。
 1 . 身体的発達の遅れ ◯
 2 . アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害
 3 . 学習障害
 4 . 自閉症
 5 . 注意欠陥多動性障害

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