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問111 児童虐待防止法における、児童相談所の体制及び関係機関間の連携強化について、不適切なものを1つ選べ。
- 児童心理司を政令で定める基準を標準として配置する。
- 第三者評価など、児童相談所の業務の質の評価を実施する。
- 都道府県は、一時保護などの介入対応を行う職員と、保護者支援を行う職員を同一の者とする。
- 学校、教育委員会、児童福祉施設等の職員は、職務上知り得た児童に関する秘密について守秘義務を負う。
- 家庭内暴力〈DV〉対策と児童虐待対応の連携を強化し、婦人相談所や配偶者暴力相談支援センターなどとの連携・協力を行う。
解答
③
児童虐待を参照。
問112 流動性知能の特徴として、不適切なものを1つ選べ。
- 図形を把握する問題で測られる。
- いわゆる「頭の回転の速さ」と関連する。
- 学校教育や文化的環境の影響を受けやすい。
- 新しい課題に対する探索的問題解決能力である。
- 結晶性知能と比べて能力のピークが早期に訪れる。
解答
③
問113 A.D.Baddeleyのワーキングメモリ・モデルのサブシステムとして、誤っているものを1つ選べ。
- 感覚貯蔵
- 音韻ループ
- 中央実行系
- エピソード・バッファ
- 視空間スケッチパッド
解答
①
問114 U.Neisserが仮定する5つの自己知識について、不適切なものを1つ選べ。
- 公的自己
- 概念的自己
- 対人的自己
- 生態学的自己
- 拡張的/想起的自己
解答
①
問115 発達障害のある子どもの親を対象としたペアレント・トレーニングについて、不適切なものを1つ選べ。
- 育児から生じるストレスによる悪循環を改善する。
- 対象は母親に限定しないが、参加者の多くは母親である。
- 親は子どもが一緒に行うプレイセラピーを基本として発展してきた。
- 子どもへの関わり方を学ぶことで、より良い親子関係を築こうとするものである。
- 注意欠如多動症/注意欠如多動性障害〈AD/HD〉のある子どもの親に有効である。
解答
③
問116 動機づけ面接の基本的スキルとして、不適切なものを1つ選べ。
- クライエントが今までに話したことを整理し、まとめて聞き返す。
- クライエントの答え方に幅広い自由度を持たせるような質問をする。
- クライエントの思いを理解しつつ、公認心理師自身の心の動きにも敏感になる。
- クライエントの気づきをより促すことができるように、言葉を選んで聞き返す。
- クライエントの話の中からポジティヴな部分を強調し、クライエントの価値を認める。
解答
③
動機づけ面接法を参照。
問117 公認心理師が留意すべき職責や倫理について、不適切なものを1つ選べ。
- 心理的支援に関する知識及び技術の習得など資質向上に努めなければならない。
- 法律上の「秘密保持」と比べて、職業倫理上の「秘密保持」の方が広い概念である。
- 心理的支援の内容・方法について、クライエントに十分に説明を行い、同意を得る。
- 心理状態の観察・分析などの内容について、適切に記録し、必要に応じて関係者に説明ができる。
- クライエントの見捨てられ不安を防ぐため、一度受理したケースは別の相談機関に紹介(リファー)しない。
解答
⑤
問118 児童虐待の防止等に関する法律〈児童虐待防止法〉が施行された2000年(平成12年)から2018年(平成30年)までの間、児童相談所における児童虐待相談対応件数は年々増加しているが、その背景として想定されるものの中で、不適切なものを1つ選べ。
- 警察との連携強化により、警察からの通告が急増した。
- 児童相談所全国共通ダイヤルの運用などにより、社会的意識が高まった。
- 相談対応件数全体におけるネグレクトによる通告件数の割合が急増した。
- 子どもの面前の家庭内暴力〈DV〉が心理的虐待に含まれるようになった。
- きょうだい児への虐待は、他のきょうだい児への心理的虐待であるとみなされるようになった。
解答
③
問119 学級経営について、不適切なものを1つ選べ。
- 学級集団のアセスメントツールには、Q-Uなどがある。
- 学級経営には、教師のリーダーシップスタイルの影響が大きい。
- 学級づくりの1つの方法として、構成的グループエンカウンターがある。
- 学校の管理下における暴力行為の発生率は、小学校より中学校の方が高い。
- 問題行動を示す特定の児童生徒が教室内にいる場合、その児童生徒の対応に集中的に取り組む。
解答
⑤
問120 慢性疲労症候群について、不適切なものを1つ選べ。
- 男性より女性に多い。
- 筋肉痛がよくみられる。
- 睡眠障害がよくみられる。
- 6か月以上持続する著しい倦怠感が特徴である。
- 体を動かすことによって軽減する倦怠感が特徴である。
解答
⑤
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