小学校段階におけるキャリア発達の特徴(文部科学省)

低学年 中学年 高学年
学校への適応 友達づくり、集団の結束力づくり 集団の中での役割の自覚、中学校への心の準備
・あいさつや返事をする
・友達と仲良く遊び、助け合う

・自分のよいところを見つとともに、友達の良いところを認め、励まし合う。

・自分の長所や短所に気付き、自分らしさを発揮する。
・異年齢集団の活動に進んで参加し,役割と責任を果たそうとする。

・身近で働く人々の様子がわかり、興味・関心を持つ
・係や当番の活動に取り組み、それらの大切さが分かる

・いろいろな職業や生き方があることが分かる。
・係や当番活動に積極的にかかわり、働くことの楽しさが分かる。

・身近な産業・職業の様子やその変化が分かる。
・自分に必要な情報を探す。
・施設・職場見学等を通し、働くことの大切さや苦労が分かる。
・学んだり体験したことと、生活や職業との
関連を考える。

・家の手伝いや割り当てられた仕事・役割の必要性が分かる。
・作業の準備や片付けをする。
・決められた時間や、生活のきまりを守ろうとする。

・互いの役割や役割分担の必要性が分かる。
・日常の生活や学習と将来 ・仕事における役割の関連性や変化に気付く。
・将来の夢や希望をもつ。
・計画づくりの必要性に気付き、作業の手順が分かる。

・社会生活にはいろいろな役割があることやその大切さが分かる。
・仕事における役割の関連性や変化に気付く。
・憧れとする職業をもち、今しなければならないことを考える。

・自分の好きなもの、大切なものをもつ。
・自分のことは自分で行おうとする。

・自分のやりたいこと、よいと思うことなどを考え、進んで取り組む。
・自分の仕事に対して責任を感じ、最後までやり通そうとする。

・自分の仕事に対して責任をもち、見付けた課題を自分の力で解決しようとする。
・将来の夢や希望をもち、実現を目指して努力しようとする。

文部科学省「小学校におけるキャリア教育」

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第3回公認心理師試験に出題

問99 我が国のキャリア教育において、文部科学省が示した小学校段階のキャリア発達の特徴について、最も適切なものを1つ選べ。 

  1. 低学年では、計画づくりの必要性に気づき、作業の手順が分かる。
  2. 低学年では、仕事における役割の関連性や変化に気づくようになる。
  3. 中学年では、将来の夢や希望を持ち、実現を目指して努力しようとする。
  4. 高学年では、自分のことは自分で行うようになる。
  5. 高学年では、自分の長所や短所に気づき、自分らしさを発揮するようになる。
解答

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