フォーカシング

スポンサードリンク

フォーカシング

フォーカシング(focusing)は、ジェンドリンが開発した心理療法、自己理解のための技法。身体や心のどこかで普段は意識していないような、何となく感じている意味のある感覚(フェルト・センス)に注目し、また、それを言葉として表現することで、自己理解や治療的効果あると考えられている。

フォーカシングの用語

フォーカシングは、慣れると一人でできるが、慣れないうちは、聴き手や導いてくれる人がいるとやりやすい。そのよう場合、それぞれの呼称として以下のようなものがある。

フォーカサー(Focuser):フォーカシングを行う人

リスナー(Listener):フォーカシングの聴き手

ガイド(Guide):フォーカシングを手助けしてくれる人

フェルト・センス(Felt Sense):言葉やイメージにならない感覚

ハンドル(Handle):フェルト・センスにあてはめていく言葉

フェルト・シフト(Felt Shift):フェルト・センスとハンドルが一致した状態

フォーカシング指向心理療法とは

フォーカシングをカウンセリングに還元したもの。

第1回公認心理師試験に出題

フォーカシング指向心理療法の基本的な考え方や技法について、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 過去から現在までの体験の積み重ねを共同作業の中で丁寧に検討する。
  2. 情動体験をより深く十分に感じることによって変化することを目指す。
  3. 問題や状況について、本人が既に分かっている気づきを更に深めるように質問を重ねていく。
  4. クライエントが自身の身体に起こる、まだ言葉にならない意味の感覚に注意を向けるよう援助する。◯

スポンサードリンク

 

 

 

シェアお願いします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください