自分は、初回面接ではじめの一言、何て言っているのか、改めて思い出してみた

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尊敬している掛井さんが、ブログで「初回面接のはじめの一言について」書かれていたので

初心に帰るつもりで、思い出して見ました。

ちなみ、掛井さんは、こんなお人です。

掛井一徳(Kakei Kazunori)臨床心理士

山梨県での精神科病院での勤務を経て、かけい臨床心理相談室を開室し、同時にスクールカウンセラーとしても活動を始める。
東日本大震災では石巻ボランティアセンターで活動、また国際医療NGOの現地スタッフとして南三陸町でコミュニティーカフェの運営に携わる。
東北と山梨を繋ぐ音楽イベント「君の街へ」を開催し、個の支援からコミュニティーの支援に重心を移していく。
福島で被災した子どもたちのトラウマケアを目的とした「みどりの東北元気キャンプ」に心理スタッフとして参加し、子どもが自らの選択で主体性を積み上げ、回復していく過程に注目、子どもの今の葛藤を認め、コミュニティー全体で支えていくアプローチを行っている。
また洋上学校グローバルスクールのカウンセラーとして地球一周の船旅をした他、ブータンやラオス、タイ、カンボジアへの滞在や、ネイティブアメリカンとの交流など、異文化とのやり取りの中で独自の臨床スタイルを構築している。
スクールカウンセラーの場合は、
来談経緯はわかっているのですが(教職員としっかり連携を取れていれば)
来談意図がわからないことが多いと思います。
病院やカウンセリングルームのように、自身でお金を払って予約をするくらいの
明確な意思があるわけではなく、枠も曖昧なので
困り感を話すかどうかもわからない。
症状としても、弱い場合が多い。重い疾患にかかっている人を相手にすることはまずない。
インテーク面接も、カウンセリングも、リファーもコンサルテーションも
全て、一人でやらなくてはいけない。
あらゆる点で、他機関での面接とは違います。
また、学校や教師に不信感を持っている場合もあり
力量以外に、人間関係の値踏みもされることが普通です。
余計なことを言うと、
その余計なことが枠組みとなり、話の内容に大きく関わっていくことになります。
相手に明確に話したいことや、かなり芯のある人、頑固な人、揺さぶってくる人の場合は
こちらがいくら枠に気をつけても、相手のペースになりがちなので
話の内容自体には、枠を持たせずに、その他で枠を作るという手段をとります。
自分の最初の言葉ですが、雑談などは別にして、思い出してみると、
「えーっと、今日は・・・」
が多いかなと思います。
「・・・」の間に、相手が話し始めたら、それで良いし
何も話し始めなければ、互位にはにかみ合うことになりますが、このはにかむのも大事かなと。
「えーっと、今日は・・・」の返事としては
「先生から何か聞かれてしますか?」とか
「子どものことなんですけど」とか
「何を話してもいいんですか」とか
「ここで話しをしたことって、先生に伝わりますか」とか(これを言わせるなよ、プロなら!笑)
「どこから話し始めたらいいかわからないんですけど」とか
でしょうか。
なかなか、相手が話すかたでなければ、こちらから質問なり
「〜〜〜とお聞きしていますが」
などと促すことが多いですね。
もちろん、子どもが相手だと、全然変わってきます。
子どもの場合、学校内ですでにつながりができている場合が多いので
一人一人ことばをかえています。
皆さんの第一声も是非聞かせてください。
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