相貌失認

相貌失認とは

脳障害による失認の一種で、親しい人の顔を見ても識別が出来なくなる症状。紡錘状回顔領域と呼ばれる後頭側頭回の領域で、顔に対する情報処理を行なっている。

平成28年度臨床心理士資格試験に出題

顔や表情の認識に関する記述の中から、正しい組み合わせを選ぶ問題。

A.脳内には、顔情報の処理を専門的に行う部位がある。
B.相貌失認などの視覚失認では、対象の視覚認知が困難になるだけでなく、視野狭窄をともなう。
C .自閉スペクトラム症(ASD)を抱える人は、顔の認識において特異的な場合がある。
D .相貌失認を抱える人は、全体的処理に基づいて他者の顔を認識している。

解答
AとC

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