スクールカウンセラーの「活用」という言葉について

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チーム学校が語られる中で、よく出てくる言葉なんですよね。スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーを活用しましょうって。

皆さん、この言葉に違和感ないですか?自分はあるんですよね。

チーム学校って、結局のところ、「役割の再分配」じゃないですか。教師の多忙感や学校の閉鎖的な文化、子どもや文化、問題の多様化などが背景にあって、担任や学校が担っていた役割を見直そう。

そして、より専門的な知識を持った専門家(SCやSSWなど)を学校に入れたり、地域や関係機関との繋がりを持ち、学校を開いていこう。子どもをみんなで支えようってことですよね。

この考えにはもちろん賛成なんですが、そこでスクールカウンセラーの「活用」っていう言葉が出てくるんや。

と思ってまして。

使うものと使われるものって立場が結局ある。それはつまり、教師(担任)が中心となって、多様な視点や関わりが必要なケースについては、積極的にスクールカウンセラーを活用していきましょうって。

んーーーー。それでいいのかい。

フラットな関係を目指しているのか、階層構造はそのままで、そこに他の専門職を入れていきましょうなのか。中途半端やなぁって。

ケース会議等々子どもの支援に関わることを検討する場面にスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーがいることは当たり前で、必要であれば、当然のごとく、カウンセリングやソーシャルワークを行う。

子どもたちの最善の利益に、まっすぐ、ドストレートに向かうならば、活用とかっていう言葉が、正直邪魔。

学校主体、担任主体である必要なんて、ないでしょ。

いつまで、担任のお伺いとか立てなきゃいけないんだい。

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