評価されにくいスクールカウンセラーあるある。
今回は、「アドバイスをするだけで、自分は何もしないスクールカウンセラー」
いるんですよねぇ。ケース会議とかコンサルの場面で、偉そうにアドバイスはするけど
自分の身は切らないというか。カウンセリングをします!ってことすら言わない。
家庭訪問や授業観察、保護者や本人のカウンセリング、廊下での声かけ、などなど。できること、提案できることは色々あるんですけど、それを自分はやらないけど、教員にアドバイスだけする。
そのケースによっては、カウンセリング室の枠から一旦出て、子どもと関わる必要も生じる。だって、学校ですからね。私設や大学のカウンセリングルームや病院とは違うんで。
もし、カウンセリングのみの関わりだけで支援を成立させたいなら、高い臨床力と組織へのコンサル力が求められます。それがあれば、別に「カウンセリング内だけでの関わりしかしませんので」というスタイルは通じるけど、そんなスクールカウンセラー100人に一人くらいしかいませんから。
専門性とか枠とかにこだわらず、先生や学校が困り、行き詰まっているケースの相談をされたら、アセスメントするためにも
「まずは、自分も〇〇の場面でその子に関わってみます」
その一言。その一言があるとないでは全然違う。
ケース会議を開いた意味も、実際に関われたら、次にケース会議を開く意味も出てくる。
専門性云々の前に、偉そうにアドバイスだけしてくる人がいたら、普通に不快でしょう。
そういう基本的な姿勢は、学校で働くなら持っておいてもらいたいです。
スポンサードリンク
コメントを残す