災害時こころの情報支援センター

災害時こころの情報支援センターとは

2013年2月に厚生労働省の委託で国立精神・神経医療研究センター内に設置。

2018年4月より「ストレス・災害時こころの情報支援センターに名称を変更している。

大規模自然災害ならびに人為・事故災害発生時には、被災地の医療機関の機能が低下・麻痺する一方、要医療者は増大するため、被災地以外からの支援が必要となるが、精神医療の分野においては、災害発生以前からの要医療者や災害時の負傷者だけではなく、被災者・被害者全員に起こりうるという広汎性、災害発生後一定期間経過してもなお継続的にケアが必要という長期性の特徴がある。この対応のため、精神科医師、看護師、精神保健福祉士等で構成する精神医療チームを、迅速かつ円滑に派遣し、必要な場所に必要な人数を配置し、ニーズに応じた活動を効率的に行い、かつ継続的に実施するためには、事前の十分な準備と、災害発生時以降の迅速、適切な連絡調整が必要である。そのため、それらの業務の中核となる機関「災害時こころの情報支援センター」として、今後発生が予想される大規模地震その他の災害の発生に備えた精神医療体制づくりのための研究や調査を行うことを目的とする。

厚生労働省HPより抜粋

 

平成28年度精神保健福祉士国家試験に出題

災害時の精神保健活動に関する用語とその説明に関する次の組合せのうち、正しいものを1つ選びなさい。

1.災害派遣精神医療チーム(D P A T )
都道府県や政令指定都市によって組織される専門的な研修・訓練を受けたチーム ◯

2.サイコロジカル・ファーストエ イ ド (P F A )
精神科医による専門的精神療法

3.災害医療におけるトリアージ
緊急事態ストレスを経験した人への心理的介入法

4.災害時こころの情報支援センター
都道府県が設置する情報センター

5.デブリーフィング(debriefing)
不安や恐怖に対する薬物療法

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