回想法

回想法とは

アメリカの精神科医ロバート・バトラーが1960年代によって確立された心理療法。現代では、認知症の予防や進行抑制に使用されることが多い。人生の歴史や思い出を、写真や思い出の品といった想起しやすいものを用いて、その思い出について話をしていく。聴き手は、受容共感的な態度で聴く。個人に対して1対1で行う個人回想法とグループで行われるグループ回想法に分けることができる。

第2回公認心理師試験に出題

Alzheimer型認知症の患者に対して公認心理師が実施するものとして、不適切なものを1つ選べ。

  1. ADSA
  2. 回想法
  3. COGNISTAT
  4. ケアプラン原案の作成
  5. 認知症ケアパスへの参加
解答

認知症の高齢者への回想法について、正しいものを1つ選べ。

  1. 行動の変容を目標とする。
  2. 個人面接では実施しない。
  3. 昔の物品を手掛かりにする。
  4. 一定の間隔をあけて繰り返す。
  5. 認知に焦点を当てたアプローチである。
解答

第1回公認心理師試験(追加試験)に出題

認知症のケアに用いる技法として、不適切なものを1つ選べ。

  1. 回想法
  2. 動作法
  3. バリデーション
  4. デブリーフィング
  5. リアリティ・オリエンテーション
解答

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