目が大きい人を、人が好む理由 

最近は、Youtubeなどで

メイクアップの動画をあげているものが流行ったり

テレビ番組にも、メイクで、顔真似をするという芸能人が人気だったりしてきています。

メイクのことは専門ではないので、流行のことはわかりませんが

とにかく、目は大きく、顔をはっきりさせるということは

一定、どの時代でも、共通の「美」として受け入れられているのではんないでしょうか

 

平安時代などにさかのぼると、

小野小町や静御前に代表される

目は細く、おちょぼ口といった女性が好まれていたということですが

実際は、どうなんでしょうか

 

その時代に、目がぱっちりして、顔立ちがはっきりしていた人が

好かれていなかったということではないような気が

個人的にはします。

もちろん、メイクやファッションの流行や有名な人からの影響などで

そういった「スタイル」が好まれる時はあるかもしれませんが

人が求める美への意識は、文化背景によっての違いはあれど、

そんなにころころとかわるようなものではないと思います

 

赤ちゃんは、泣くことでしかコミュニケーションをとることしか最初はできませんが

それが、どんな泣きなのかを、母親は一生懸命探ります。

おしっこ?ミルク?かゆい?熱?

感情に対して、しっかり感情と行動を返していってあげることで、

心も感情も育ち、コミュニケーションを学んでいきます

 

表情の変化は、そのコミュニケーションの中で、とても重要で

母親が怒っているのか、笑っているのか

わかりづらいと、赤ちゃんは混乱します

 

目や口元がはっきりして、表情がわかりやすい人が

好まれるのは、こういった理由があるからではないかなと思います

もちろん、どんな世界にも、嗜好がありますから、万人共通ではないですけどね

 

実際、表情の変化が印象に与える影響に関しては、

様々な研究データがあります。

特に笑顔が人に好意的な印象を与えることは、多く知られています。

 

発達の特性を持っている子が苦手とするのは、

「わかりにくい」人です。

そもそも、感情や相手の思いを汲み取るのが苦手な子たちなので、

感情の変化が見えなかったり、乏しかったりする相手に

混乱することが多いです。

 

何をしたら怒られて、何をしたら笑ってくれるのか

それを明確にしていくことは、学級の子どもたちにも大事なことですね

 

荒れている学級を見に行くと、大抵担任の先生は

表情の変化が乏しく、感情表現をあまりしない人が多いです

子どもたちにとって、担任の先生は、唯一の大人で

自分の方を向いてほしい相手ですから

学校の母や父です

 

その相手が何をしたら喜んで、何をしたら怒るのか

わかりにくかったら、混乱しますね

 

個人的には、ミステリアスな空気を持っている女性は好きですが

まったく気持ちがわからなくなったら、不安になります。笑

 

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