負の相補性

スポンサードリンク

相補性とは

人間関係の中で、自分に欠けているものを補い合う性質のこと。以下の記事に、カヲル君とシンジ君、マリとアスカの相補性という内容で、面白く書かれていましたので、そちらもどうぞ。笑

負の相補性とは

臨床心理学の中で扱われる負の相補性とは、セラピストとクライエント関係の中で、特に否定的な(敵意、支配、悪意等)な部分を相互に探すこと。

必携テキストでは、「セラピストとクライエントが互いに怒りと敵意を増幅させてしまうことによるもの」とされています。互いに怒りと敵意を増幅することで、生じてくるものということでしょうか。

第4回公認心理師試験に出題

問18 心理療法における「負の相補性」の説明として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. セラピストとクライエントが、お互いに過去の誰かに関する感情を相手に向けること
  2. セラピストの働きかけに対して、クライエントがその方針に無意識的に逆らおうとすること
  3. セラピストが言葉で肯定的なことを言いながら態度が否定的なとき、クライエントが混乱を示すこと
  4. セラピストが問題の言語化を試み続ける中で、クライエントが行動によって問題を表現しようとすること
  5. クライエントが敵意を含んだ攻撃的な発言をしてくるのに対して、セラピストが同じ敵意を含んだ発言で応じること
解答

シェアお願いします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください