最近は、かなり学校現場でもスマホ関連の問題が多くなってきています。
スマホを与えなければ、それでいいという単純な問題ではありません。
その言い分は、スマホやパソコンがない世代で育ってきた勝手な言い分です。
子どもたちは、スマホやパソコンとともに生きていく世代です。
仕事でも生活でも、それらのデジタルデバイスを使いながら生きていくのです。
親が、深く考えずに、子どもに管理を任せてしまうとたちまち子どもはスマホの虜になります。
それは、子どもの責任ではなく、親の責任です。
スマホを買い与える前に、専門書の一つは読まなければいけないと思います。
2018年1月に、以下の書籍が出ました。
これは、久里浜医療センター院長の樋口進Drが執筆されたものです。
精神科医。独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター院長。インターネット依存等の行動嗜癖、アルコール関連問題の予防・治療・研究などを専門とする。昭和54年東北大学医学部卒。米国立保健研究所留学、国立久里浜病院臨床研究部長、同病院副院長などを経て現職。2011年に国内初のネット依存治療専門外来を設立。WHO専門家諮問委員、行動嗜癖に関するWHO会議およびフォーラム議長、厚生労働省アルコール健康障害対策関係者会議会長、同省依存検討会座長(2013年)、国際アルコール医学生物学会(ISBRA)理事長、国際嗜癖医学会(ISAM)理事などを務める。アルコール耐性を簡便に調べることができる「エタノールパッチテスト」の考案者でもある。
目次だけでも紹介しておきます。
序章 ネット依存治療専門外来に異変
第1章 なぜ、スマホゲームにはまるのか
第2章 スマホゲームの特徴を知る
第3章 ゲーム依存の診断ガイドラインとスクリーニングツール
第4章 スマホゲーム依存の脳の中で何が起きているか
第5章 依存かな?と思ったらすぐに始めること
第6章 スマホゲーム依存を治療する
第7章 スマホゲーム依存に悩む家族へのアドバイス
とてもおすすめなので、是非ご一読を!
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