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科学的管理法 テイラー
ワーク・モチベーションを高める方法について本格的に取り組んだ最初の研究者。
ホーソン研究 メイヨー
物的な作業条件(照明の明るさや賃金の違いなど)よりも心理的条件(モラール)、例えば、仲間との連帯感や忠誠心、気分のよさなど情緒的な要素が生産性に大きな影響をもたらすことを明らかにした。
達成動機理論 マクレランド
人間は経済的な富や有利な労働条件を求める欲求を満たすためだけに働くものではないことを重視し、動機づけが3つの欲求によって構成されていると主張した。
①親和欲求
職場の仲間たちとの円満で充実した人間関係を求める
②支配欲求
職場でより上位の職位や指導的な立場に就こうとする欲求
③達成欲求
仕事に取り組むときに、優れた目標をたてて、それを高い水準で達成しようとする欲求
欲求階層説 マズロー
①生理的欲求
生命の維持に関する欲求(空腹、渇き、眠気など)
②安全・安定の欲求
戦争、犯罪、天災、病気などの悪条件から逃れたいという欲求
③所属と愛の欲求
友達、恋人など愛情に満ちた関係や所属しているグループで地位を得たいとする欲求
④承認の欲求(尊重の欲求)
自尊心、強さ、業績など自分自身への高い評価に対する欲求と、
名声、地位、他者からの注意・関心・理解など、他者から尊敬されることに対する欲求
⑤自己実現の欲求
人間は自分のなりうるものにならなければならないという欲求
下位の欲求が満たされないと、上位の欲求を満たそうとは動機づけられないとしている。
ERG理論 アルダファ
人間は3つの核概念をもち、それを満たすために努力すると仮定している。マズローの欲求階層説に依拠しつつ考案されたもの。
①生存(existence)欲求
さまざまな形での物質的・生理的な欲求の全てを含む。飢えや渇きに代表され、賃金、付加的給付、物理的な労働条件に関する欲求がここに入る。
②関係(relationship)欲求
自分にとって大切な人(家族、友人、敵)との関係に関する欲求。
③成長(growth)欲求
人々やそれを取り巻く環境に、創造的かつ生産的な効果を与えようとする欲求。
2要因説(動機づけ―衛星要因理論) ハーズバーグ
仕事への動機づけを誘発する上で、最も重要なものは、仕事の内容であり、仕事への環境は不満防止の役目しかもたないという理論。
マクレガー
X理論
人間は基本的に勤労意欲を持たず、労働させるためには、何らかの罰を必要とし、また大部分の人間は、自己の考えで動くことよりも他人によって動かされることを好む。
Y理論
人間は、条件・報酬次第では、自らにムチ打って働き、進んで責任を取ろうとするもので
未熟―成熟理論 アージリス
企業内の個人は受動より能動、限定より多角へと不断の成長を目指しており、これが阻害されるとフラストレーションが起こり勤労意欲が低下する。
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