アサーション・トレーニング

アサーション・トレーニングとは

「アサーション(assertion)」は、「主張」という意味。アサーション・トレーニングは、1950年代にアメリカで生まれた、適切な自己主張を学ぶカウンセリング手法。

アサーション・トレーニングにおける自己表現の3タイプ

「アグレッシブ(攻撃)タイプ」「アサーティブ(バランス)タイプ」「ノンアサーティブ(非主張)タイプ」の3つに分かれる。

アグレッシブ(攻撃)タイプ

相手よりも自分を優先するタイプ。自分の意見は主張するが、相手の気持ちを尊重できず、自分の考えを押し付ける。自己主張が強すぎ、周囲とトラブルが起きやすい。

ノンアサーティブ(非主張)タイプ

自分よりも相手を優先するタイプ。自己主張ができず、ストレスを感じやすい。

アサーティブ(バランス)タイプ

自分の意見を主張するが、相手の意見も尊重できるタイプ。アサーション・トレーニングで、目標とするところ。

DESC法

アサーション・トレーニングでは、「DESC法」という手法がよく使われる。4つの段階に分けて伝えるという手法で、相手に納得してもらいつつ自分の意見を主張することができる。

  1. 「Describe(描写する)」問題や状況を、客観的に描写する。
  2. 「Explain(説明する)」自分がどう感じているのかを、感情的にならずに説明する。
  3. 「Specify(提案する)」解決のために相手にしてほしいことを、具体的・現実的に提案する。
  4. 「Choose(選択する)」相手が提案を受け入れた場合と受け入れなかった場合それぞれに対して、自分がとる行動を想定しておく。

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