第3回公認心理師試験過去問題21〜30

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問21 T. Kitwoodの提唱した認知症に関するパーソンセンタード・ケアの考え方について、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 問題行動を示したときは、効率的に管理しなければならない。
  2. ケアで重要なことは、介護者自身の不安や弱さなどは考慮せず、理性的に行うことである。
  3. 認知症の治療薬が開発されるまで、専門家として認知症の人にできることはほとんどない。
  4. 認知症は、第一の視点として、中枢神経系の病気としてよりも障害としてみるべきである。
  5. ケアは、安全な環境を提供し、基本的ニーズを満たし、身体的ケアを与えることが中心となる。
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問22 Alzheimer型認知症について、最も適切なものを1つ選べ。

  1. うつ症状が起こる。
  2. 見当識は保持される。
  3. 近時記憶障害は目立たない。
  4. 具体的な幻視が繰り返し出現する。
  5. 注意や明晰さの著名な変化を伴う認知の変動が見られる。
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問23 児童の社会的擁護における家族再統合について、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 家族復帰が困難な子どもは対象ではない。
  2. 児童福祉施設は、家族再統合には積極的に関与しない。
  3. 家庭裁判所は、申立てがあった場合、直接保護者に適切な治療や支援を受けることを命令できる。
  4. 子どもが、家族の歴史や事情を知った上で、肯定的な自己イメージを持つことができるよう支援する。
  5. 施設や里親などにおける子どもの生活が不安定になるため、分離中の実親との交流は原則として控える。
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問24 学習者が自分の目標を決め、その目標を達成するために自らの計画を立て、実行段階で思考、感情及び行為をコントロールし、実行後に振り返り、自らの学習行動を評価するプロセスとして、正しいものを1つ選べ。

  1. 観察学習
  2. 自己調整学習
  3. 認知的徒弟制
  4. 古典的条件づけ
  5. 有意味受容学習
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問25 学校心理学における心理教育的援助サービスの考え方について、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 心理面の援助を中心に行う。
  2. スクールカウンセラーが単独で援助する。
  3. スクールカウンセラーに援助を求める子どもを対象とする。
  4. 非行をする子どもなど、援助ニーズの高い子どもを対象とする。
  5. スクールカウンセリング活動は、学校教育の一環として位置づけられる。
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問26 構成的グループエンカウンターグループの特徴として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. グループを運営するリーダーを決めずに実施する。
  2. 参加者の内面的・情緒的な気づきを目的としていない。
  3. 特定の課題設定などはなく、参加者は自由に振る舞える。
  4. レディネスに応じて、学級や子どもの状態を考慮した体験を用意できる。
  5. 1回の実施時間を長くとらなくてはいけないため、時間的な制約のある状況には向かない。
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問27 事業場における労働者のメンタルヘルスケアについて、正しいものを1つ選べ。

  1. 労働者は、自己保健義務を負っている。
  2. 労働者の主治医が中心となって推進する。
  3. 人事労務管理スタッフは、関与してはならない。
  4. 産業医の中心的な役割は、事業場内で診察を行うことである。
  5. 対象範囲を、業務に起因するストレスに限定することが大切である。
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問28 F. Herzbergの2要因理論に関する説明として正しいものを1つ選べ。

  1. 達成動機は、接近傾向と回避傾向から構成される。
  2. 職場の出来事で満足を与える要因を達成欲求という。
  3. 分配の公正と手続の公正は、仕事への動機づけを高める。
  4. 職場での満足を感じる要因は、仕事への動機づけを高める。
  5. 職場の出来事で不満足につながる原因をバーンアウトという。
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問29 糖尿病について、正しいものを1つ選べ。

  1. 糖尿病は、1型から2型へ移行することが多い。
  2. 糖尿病の運動療法には、無酸素運動が有効である。
  3. 2型糖尿病患者に、血糖自己測定<SMBG>は不要である。
  4. 非定型抗精神病薬の中には、糖尿病患者に使用禁忌の薬がある。
  5. 健診でHbA1c値が6.8%であった場合は、糖尿病の可能性は低い。
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問30 甲状腺機能低下症に見られる症状として、正しいものを1つ選べ。

  1. 下痢
  2. 頻脈
  3. 眼球突出
  4. 傾眠傾向
  5. 発汗過多
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