前頭葉

前頭葉とは

前頭葉は、前頭前野、運動野、運動前野の3つで構成されている。随意運動の中枢、運動性言語中枢(ブローカ中枢)、思考、感情、注意などの機能と関連がある。人が人となるための重要なはたらきをしている。前頭葉の障害により、行動や人格の変化、記銘力の低下や自発性の欠乏などがみられる。

第1回公認心理師試験に出題

問11 大脳皮質の機能局在について、正しいものを1つ選べ。

  1. Broca野は頭頂葉にある。
  2. 一次視覚野は側頭葉にある。
  3. 一次運動野は後頭葉の中心前回にある。
  4. Wernicke野は側頭葉と前頭葉にまたがる。
  5. 一次体性感覚野は頭頂葉の中心後回にある。
解答

平成28年度精神保健福祉士国家試験に出題

次の記述のうち、大脳の前頭葉の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 計画、判断、評価、創造などの高次精神活動に関係する。◯
  2. 身体位置の空間的認識に関係する。
  3. 聞こえた音を識別する聴覚機能に関係する。
  4. 視覚と眼球運動に関係する。
  5. 情動調節や記憶形成に関係する。

平成29年度精神保健福祉士国家試験に出題

中枢神経とその機能に関する次の記述のうち、正しいものを 1 つ選びなさ い。

  1. 前頭葉では、空間や身体の認知が行われる。
  2. 頭頂葉では、意欲や意志の統合が行われる。
  3. 側頭葉では、言語の理解が行われる。◯
  4. 辺縁系では、筋緊張の調整が行われる。
  5. 大脳基底核では、自律神経系の統合が行われる。

第104回看護師国家試験に出題

前頭葉の障害に伴う症状で正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 人格の変化◯
  2. 感覚性失語
  3. 自発性の欠乏◯
  4. 平衡機能障害
  5. 左右識別障害

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