心理士のレディネス(準備性)について

みなさん、臨床心理学やそこから派生する様々な理論について

どれくらいの信頼を寄せて学び、実践していますか?

過去の資料を整理していて、大学院の中間発表の資料が出てきて、その時の教授達からのコメントも出てきました。

心理臨床家のアイデンティティ形成過程に関する修士論文だったので

臨床心理学を批判的に見る内容も含まれていたので、教授陣の辛辣な意見が並びました。

「僕の授業を聞いているのか」
「光だけとか影だけをとらえようとすると浅くなる」
「人がいる商売なので,違う進路を選ぶことも」
「迷いがありながらケースを持つことは,準備性という上で不十分」

自分の中では、いまだにこの言葉を素直には受け取れない部分があります。

「迷い」は、心理士にとって必要不可欠な要素ではないかと考えています。

もちろん、実際にカウンセリングでクライエントと対する時には、迷いは邪魔になるとは思います。

みなさんの考えはどうでしょうか。

 

今日は、心理士のレディネスについて書こうと思います。

レディネスとは

そもそも、レディネスとはなんでしょうか。

教育や学習が行われるためには、対象となる学習者にある程度の素地が必要とされる。心身の機能が、ある行動や知識を習得できる段階まで発達し、学ぶ準備が整う状態をレディネスという。このレディネスが形成されるのを待ってから教育・学習を行うことにより効果が期待される。 レディネスがない状態で教育・学習を行うと、効率が悪いばかりか、マイナス効果を及ぼす場合もある。 指導者は、早過ぎず遅過ぎず、学習に適切な時期を見極めることが大切。 レディネスの重要性を示唆した有名な実験に、ゲゼルの一卵性双生児を対象とした階段登りの実験がある。

出典 ナビゲート ビジネス基本用語集について

ゲゼルの一卵性双生児を対象とした階段登りの実験

一卵性双生児の一方(T)に階段のぼりの練習をさせ、もう一方(C)にはさせないでおき、Tがある程度のぼれるようになったらCも練習を始めさせた。すると、練習期間はTの方が長かったにも関わらず、Cは階段を登り切る時間は、2週間目にはTよりもCの方が速くなった。この結果から、ゲゼルは学習が効果的に獲得される為には、レディネス(身体的発達基礎)の成立が不可欠であるとする、成熟優位説を提唱した。

 

それでは、心理士のレディネスはいつ整うのか

ゲゼルがいうように、学びには、それに応じた発達段階があり、それが合致すると学習が促進されるということはわかりました。

それでは、心理士にとって、レディネスが十分に整うということはあるのでしょうか。

今の状態で、もう一度大学院の時に受けた授業を受けると、

より学びが促進されるだろうと思うことはよくあります。

けれど、逆に現場経験がある分、そ疑問に思うことも出てくると思います。

 

各方面で、活躍されている心理士のみなさんに問いたいです。

 

自分の仕事・理論・技法に迷いがないですか?

スポンサードリンク

 

 

 

シェアお願いします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください