不登校の原因探しについて

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子どもが不登校になると、保護者は不登校になった原因を探そうとします。

学校の教職員も、以前は原因探しをする方が多かったです。

その背景には、

保護者「うちの子が不登校になったのは、何か理由(いじめなど)があったはずだ」

教員「クラスで何かあったわけではないのに、なぜ来なくなったのか」

など、

問題には、必ず明確な解答があるという認識

自分の責任にはしたくないという不安などの感情

そして、問題さえ取り除けば、解決(再登校)するのであるという思考

などなどがそうさせている場合がそうさせているのではないかと思います。

原因?要因?

まず、言葉の問題として

不登校の理由は「原因」ではなく、「要因」という言葉を使ったほうがいい。

言葉の意味として重なる部分は多いが、

原因→結果

要因①+要因②+要因③+要因…→結果

というイメージです。

要因の集合体が原因で、それが様々な結果につながるといってもいいかもしれませんね。

原因?きっかけ?

原因探しが悪いわけではないと思います。

それ自体はとても重要で、その子をアセスメントし、今後の方針を決めていくためにも

情報収集が不可欠です。

ここで、大事にになってくることは、

きっかけ=原因

ではないということです。

しかし、多くの保護者はそう考えます。

たとえ、それが「いじめ」であったとしても

いじめ=原因

とはなりません。大きな要因の一つにはなり得たとしても

それだけが不登校の理由にはならないのです。

この場合、

いじめ=きっかけ

と考えることが大事です。

潜在要因、きっかけ、維持要因をわけて考える

潜在とは、隠れて表にはあらわれず、潜んで存在していることを言います。

潜在要因とは

一見そのことが直接不登校と関係しているようには見えないが

きっかけを作り出したり、維持要因に影響を与えているものを言います。

(ぼくの造語です)

これは、個人の中だけに存在するものではなく、環境要因もあります。

たとえば、

・引っ込み思案

・言い返せず優しい性格

・適切な相談者がいない

・からだが小さい

・地域的にヤンチャな子が多い

・人と関わるよりゲームが好き

などなど、あげればキリがありません

潜在要因は不登校リスクと呼んでもいいかもしれません。

 

きっかけは、不登校になる最後の一押しをするものです。

これを原因にしてしまうと、不登校が解決されにくくなってきます。

 

維持要因は、その文字通り、不登校を維持する要因となるものです。

たとえば

・親が登校に対して前向きではない

・自分の部屋がパラダイス(ゲーム機、テレビ、冷蔵庫、エアコン、スマホ、WiFiなど)

・学級が崩壊している

・両親が共働きで、本人が登校しているかわからない

などなど。

 

 

その子や取り巻く環境をアセスメントし、

潜在要因や維持要因に注意を向け、時にはそぎ落とし

なんらかのきっかけが起きた時にも

大きな問題にならないようにしていきたいですね。

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