第1回公認心理師試験(追加試験)過去問題51〜60

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目次

問51  感情の諸理論に関する説明について、適切なものを2つ選べ。

  1. 戸田正直は、感情は迅速な環境適応のために進化してきたと唱えた。
  2. S. Tomkins は、血流変化によって感情の主観的体験が説明されると唱えた。
  3. B. L. Fredrickson は、負の感情が注意、思考、活動等のレパートリーの拡大や資源の構築に役立つと唱えた。
  4. R. B. Zajonc は、感情反応は認知的評価に先行し、感情と認知はそれぞれに独立した処理過程であると唱えた。
  5. S. Schachter と J. Singer は、環境の変化と身体活動の変化によって感情の主観的体験が説明されると唱えた。
解答
①、④

問52  DSM-5の神経発達症群/神経発達障害群について、正しいものを2つ選べ。

  1. 選択性緘黙が含まれる。
  2. 典型的には発達早期に明らかとなる。
  3. 知的障害を伴わない発達障害のグループである。
  4. 異なる神経発達症が併発することはほとんどない。
  5. 発達の里程標への到達の遅れだけでなく、過剰な兆候も含まれる。
解答
②、⑤

問53  精神力動療法について、適切なものを2つ選べ。

  1. クライエントの主観的世界を理解し受容する。
  2. 不安や恐怖を喚起して、それを段階的に和らげていく。
  3. 無意識的な心的過程が存在することが基本前提となる。
  4. 催眠療法から発展して外傷体験を想起させる方法へと移行した。
  5. 不快感や恐怖などの感情を喚起する内的なイメージや思考を変容させる。
解答
③、④

問54  心の健康問題により休業した労働者が職場復帰を行う際に、職場の公認心理師が主治医と連携する場合の留意点として、正しいものを2つ選べ。

  1. 1 主治医と連携する際は、事前に当該労働者から同意を得ておく。
  2. 主治医の復職診断書は労働者の業務遂行能力の回復を保証するものと解釈する。
  3. 主治医に情報提供を依頼する場合の費用負担については、事前に主治医と取り決めておく。
  4. 主治医から意見を求める際には、事例性よりも疾病性に基づく情報の提供を求めるようにする。
  5. 当該労働者の業務内容については、プライバシー保護の観点から主治医に提供すべきではない。
解答
①、③

問55  児童福祉法で定めている児童福祉施設として、正しいものを2つ選べ。

  1. 少年院
  2. 乳児院
  3. 教育相談所
  4. 児童相談所
  5. 母子生活支援施設
解答
②、⑤

問56  動機づけ理論について、適切なものを2つ選べ。

  1. 自己実現欲求は欠乏動機である。
  2. 動機づけ要因は、満たされていれば満足につながる。
  3. 有能さや自己決定の感覚が強められると、動機づけは高まる。
  4. 金銭などの外的報酬は、その水準が変わらなければ、動機づけを維持する効果は時間とともに弱まる。
  5. 内発的動機づけが働いている行動に、賞罰などの外的報酬を加えることで、動機づけは更に高められる。
解答
③、④

問57  選択的セロトニン再取り込み阻害薬SSRIの副作用として、適切なものを2つ選べ。

  1. 心房細動
  2. 排尿障害
  3. 悪心・嘔吐
  4. 賦活症候群
  5. 起立性低血圧
解答
③、④

問58  高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律高齢者虐待防止法について、正しいものを2つ選べ。

  1. 高齢者虐待を発見した場合の通報先は、都道府県である。
  2. この法律の「養護者」とは、介護家族と養介護施設従事者のことをいう。
  3. 高齢者の保護だけではなく、家族等の養護者に対する支援も大きな目的の1つとしている。
  4. 生命又は身体に重大な危険が生じている高齢者虐待を発見した場合は、速やかに通報しなければならない
  5. 高齢者虐待の種別は、身体的虐待、心理的虐待、介護・世話の放棄・放任ネグレクト及び性的虐待の4つである。
解答
③、④

問59  27歳の女性 A、会社員。3年前から大きなプロジェクトの一員と なり、連日深夜までの勤務が続いていた。気分が沈むため少し休みたい と上司に申し出たところ、認められなかった。徐々に不眠と食欲不振が 出現し、出勤できなくなった。1週間自宅にいたが改善しないため、精神科を受診した。自責感、卑小感及び抑うつ気分を認め、Aに対して薬物療法が開始され、主治医は院内の公認心理師に面接を依頼した。Aへの公認心理師の言葉として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 趣味で気晴らしをしてみましょう。
  2. 労働災害の認定を申請してはどうですか。
  3. 自分のことを責める必要はないと思います。
  4. 他の部署への異動を願い出てはどうですか。
  5. 私が代わりに労働基準監督署に連絡しましょう。
解答

問60  28歳の女性 A。バスで通勤中、突然、激しい動悸と息苦しさに襲われ、強い不安を感じた。途中のバス停で降りてしばらく休んでいたら、落ち着いたので、その日は会社を欠勤し帰宅した。その後、繰り返し同じ発作に見舞われ、また発作が起こるのではと不安が強くなった。バスに乗るのが怖くなり、家族に車で送ってもらわないと出勤できなくなっ た。やがて外出することも困難となったため、医師の紹介で相談室を訪れた。Aに対する認知行動療法として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. イメージは用いず、現実的な状況を段階的に経験させる。
  2. 不安な気持ちに共感し、安全な行動をとるようにさせる。
  3. 一人での練習は危険を伴うため、ホームワークは用いない。
  4. 発作の前兆である身体症状を意図的に作り出し、経験させる。
  5. より機能的な考え方に修正できるよう、リラクセーション法は用いない。
解答

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