ワーキングメモリ

ワーキングメモリとは

作業記憶とも呼ばれ、「一時的に情報を保持しながら作業する能力」のことをいう。

Baddeley & Hitch の研究

1974年に提唱したワーキングメモリのモデル。ワーキングモデルは、以下の3つから構成されているという理論。

言語的短期記憶 (音韻ループ)

音声で表現される数、単語、文章などを保持。

視空間的短期記憶 (視空間スケッチパッド)

イメージ、絵、位置情報などを保持。

中央実行系

高次の認知活動を司る。

第3回公認心理師試験に出題

問113  A.D.Baddeleyのワーキングメモリ・モデルのサブシステムとして、誤っているものを1つ選べ。

  1. 感覚貯蔵
  2. 音韻ループ
  3. 中央実行系
  4. エピソード・バッファ
  5. 視空間スケッチパッド
[toggle title=”解答”]

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第1回公認心理師試験追加試験に出題

問50  加齢の影響を受けにくい記憶として、適切なものを2つ選べ。

  1. 意味記憶
  2. 手続記憶
  3. 展望記憶
  4. エピソード記憶
  5. ワーキングメモリ
[toggle title=”解答”] ①、②

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問118  記憶について、正しいものを1つ選べ。

  1. H. Ebbinghaus の忘却曲線では学習後6日目で最も急激に忘却が進む。
  2. Tip-of-the-Tongue〈TOT〉はメタ記憶のモニタリング機能を示す現象である。
  3. 自転車の乗り方や泳ぎ方など自動的な行動を可能にする記憶を感覚記憶という。
  4. A. D. Baddeley によるワーキングメモリのモデルで、視空間的な情報の記憶に関係するのは音韻ループである。
[toggle title=”解答”]

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