すごい面白い。
自分が大学院生の時には、ケースカンファレンスの時にコメントする教授に向かって
「決めつきすぎじゃないですか?人の心ですよ」
とかなり偉そうなことを言ってましたが、
「先入観でものを見ると間違う、ってまぁよく言われますが、それはちょっと違っていて・・・・・先入観を磨いていないから間違うんじゃないんですか?」
という言葉に、自分も衝撃です。
そうやわ。いくらアセスメントのために情報を集めても、十分ということは絶対に起こらないし
その中で、アセスメントしてコンサルテーションしないといけない。
経験を積んでいくと、少ない情報量で、アドバイスを求められることって必然的に多くなる。
例えば、学校に少しだけ呼ばれて、授業観察をしてその子どもを見立ててほしいとか
自分は見たことないけど、
初心カウンセラーに呼ばれて、ケースのことを相談され、そのケースについてスーパービジョンをしたりと。
初心カウンセラーの時は、情報収集に時間を割いたりすることができたけど
段々とそういうことができなくなってくる。
ベテランの先生と一緒に仕事してたりすると、
一枚の絵を見て、その子がどんな子どもなのかを言い当てたり
それは、経験や鍛錬により、蓄積された賜物で、
先入観を鍛えることにも繋がっていたということか。
考えてもみたら当たり前のことかもしれへんけど、改めて
「先入観を磨いていないから間違う」と言われたら
「ホェ〜」ってなりました。
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