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スクールカウンセラー として、はじめて働くことになったけど、どんなものを持っていけばいいの?
という疑問や不安は多いのではないでしょうか。
スクールカウンセラー は通常、非常勤であるため
複数の学校を受け持ったり、あるいは病院などと掛け持ちしていて
週1回だけ、スクールカウンセラー として働く場合が多いと思います。
そのため、ずっと自分のもちものを、一つの学校や部屋に置いておくことができません。
常勤職であれば、そこまで荷物に困ることはありませんが
毎日持って帰らなければならないという制約がある以上
もちものは最小限にしたいですよね。けれど、何もなくても困る・・・
今回は、スクールカウンセラー として働く上で、必要なもちものを
必須品とできれば品に分けて、紹介したいと思います。
必須品
名刺
スクールカウンセラー をしていると、名刺は必須です。名刺については、スクールカウンセラー の基本②「名刺」で紹介していますので、こちらを参考にしてみてください。
メモ帳
あなたは、カウンセリング中にメモをとりますか?または、ケース会議中にメモをとりますか?これは人によって違うと思います。大学院では、もしかすると、カウンセリング中にはメモをとるなと教えられた人も多いかもしれません。何れにしても、スクールカウンセラーをしている中で、全くメモを取らないということは、ありえないでしょう。ノートやメモ帳などは、必ず用意しておくといいですね。
筆記用具
言うまでもなくペン等は必要ですが、相談記録等、提出しなければならない公式文書に、判子の捺印が必要な自治体もあります。筆箱に、シャーペン、消しゴム、ボールペン、赤ペン、判子くらいは入れて持ち歩きましょう。パンチやはさみ、ホッチキスなどは職員室にもあります。
それ、借りれますか?結構それを借りるまでも、勇気や時間が必要だったりするんですよね。そういった心配がある方は、もって行った方が無難ですね。
名札
自分は、名刺を名札ケースに入れて使っていましたが、名札を用意してくれる学校もあります。名札は、様々な人が出入りする学校では、互いの安心ツールでもあります。名札をつけていることによって、この人は学校関係者だと思ってもらえるものです。子どもたちも、誰だこの人??と思ったら、すぐに名札に目をやります。必ず着用するようにしてください。
上履き
靴箱って用意してもらっていますか?靴箱を用意してくれるか、そうでないかでも、その学校のスクールカウンセラー の受け入れ具合がわかったりしますよね。例え靴箱があったとしても、いくつもの学校を掛け持ちしている場合は、すべての学校分の上靴を用意することは、なかなか大変ですよね。そういった場合は、持ち歩く必要が多いのではないかと思います。
自分が歩きやすい靴やスリッパであれば、派手すぎなければ大丈夫だと思います。学校の先生はクロックスとか多いですよね。自分もクロックス履いています。
手帳
手帳は、自分でカウンセリングのスケジュールを管理しなければならないスクールカウンセラー にとっては、必需品ですね。手帳を使う人、スマホやタブレットを使う人、様々だと思いますが、クライエントの目の前でスマホやタブレットを使うと、個人情報などに敏感な方には、「んん??」と思われてしまうかもしれません。とりあえず、メモをして後でスマホにという方がいいかもですね。
必須品は、こんな感じでしょうか。もちろん、お弁当や飲み物などは要りますが・・・笑
できれば品
子どもと関わることができる品々
小学校や中学校で、少し内容に違いが出てくるかもしれませんが、折り紙、トランプ、塗り絵、色鉛筆、知恵の輪、スケッチブック、人生ゲーム、パズルなどなど。学校によっては、こういったものが置いてあるところもありますし、箱庭を設置しているところもあります。が、何にもないただの部屋というところも、少なくありません。これらすべてを持ち歩くのは難しいかもしれませんが、いくつか相談室に置いておいたり、ケースによって必要な時にもっていったりするといいですね。
パソコン
非常勤のスクールカウンセラー にパソコンが割り当てられていることは、まずありません。共用のパソコンは使っていいよ!と言われることもありますが、まぁ使いにくいですよね。実際、勤務記録などを入力する時には学校のパソコンを使ったりはします。
最近は、情報保護の観点から、自前のパソコンやUSBを学校内に入れることを禁止している自治体も多くなってきています。(学校長や所属長の許可があれば使用可能なところもあります)しかし、通信や研修資料の作成など、個人情報に関わらないことについては、作業できると非常に便利ですよね。
自前のパソコンなどを持ってきたり、使用する時は、必ず許可をもらいましょう。
簡易なスクリーニングツール?
個人的には、不要かと思いますが、必要と思われる方もいるでしょうね。そもそも、学校では、心理検査を行うことは少ないと思います。人によっては、自分自身でWISCなどの検査道具を持ち歩いて、クライエントに検査をする人もいます。その方が、スクールカウンセラー として働く上での強みとして、それを利用することは一つの方法ではあると思います。
しかし、学校はあくまでも教育機関であり、検査機関、鑑別機関ではありません。また枠組みも医療機関に比べると弱く、集中して相談・検査ができるような環境に恵まれた学校は少ないです。
特別用意が不要な、バウム等の描画テストやエゴグラムなどの簡易な性格検査などは、筆者も使用することがあります。いずれにしても、保護者や学校長の許可を取らずに、子どもに検査をすることはリスクがあります。許可をとるのはもちろんのこと、検査を取る目的を明確にし、こどもや保護者にとって大きなメリットとなるように、その検査が十分に活用されなければなりません。
思いつく限り、つらつらと書いてしまいましたが、どうでしょうか。また追加するかもしれません。
「これとかいりませんか!?」というコメントなどあれば、答えていきますので、どしどしメッセージ等よろしくお願いします。
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