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過敏性腸症候群とは
(Irritable Bowel Syndrome:IBS)とも呼ばれる。器質的な疾患(炎症や潰瘍など)がないにも関わらず、便秘や下痢、腹痛が持続する症状。ストレスが大きく影響すると言われている。
IBSの診断基準(ローマⅣ基準)
週に1回以上の腹痛が3ヶ月以上続き、以下の2つ以上の項目を満たし、かつ症状が6ヶ月以上前から出現していること。
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- 排便により症状が改善すること
- 排便頻度が症状の変化に関連すること
- 便の形状が症状の変化に関連すること
平成30年度公認心理師国家試験に出題
21歳の男性A、大学生。Aは学生相談室に来室した。以前から緊張すると下痢をすることがあった。就職活動の時期になり、大学で面接の練習をしたときに強い腹痛と下痢を生じた。その後、同じ症状が起こるのではないかと心配になり、外出前に頻回にトイレに行くようになった。さらに、人混みでは腹痛が生じるのではないかと心配になり、電車やバスに乗ることも避けるようになった。消化器内科を受診したが、器質的な異常は認められなかった。
この時の学生相談室の公認心理師がAに対して最初に行う助言として、最も適切なものを1つ選べ。
- 腹痛がきになる状況や、その際の心身の変化などを記録する。◯
- 心身の安定を実現するために、筋弛緩法を毎日実施するようににする。
- 苦手な状況を避けているとますます苦手になるため、積極的に行動するようにする。
- 腹痛を気にすればするほど緊張が高まってしまうため、なるべく気にしないようにする。
- 下痢をしやすい間は安静にした方がよいため、しばらくは外出を控えるなど無理をしないようにする。
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