キャノン・バード説とは
アメリカの生理学者Cannon,W.B.(キャノン)が最初に提唱し、Bard,P.(バード)が修正した。ジェームズ・ランゲ説を否定。キャノンによれば,感覚情報各感覚器官から、視床経由で大脳皮質に伝わり、そこで知覚される。大脳皮質普段、脳の興奮を抑制しているが、その抑制を刺激によって解除することで、視床が興奮し、それは内臓や骨格筋にも伝えられる。視床の興奮は、皮質にも伝えられ、感覚に情動的な特質を与えるという仕組み。バード視床でなく視床下部を重視した。
現在は、脳の他部位も関与しているということが明らかになっている。
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