学校現場では、SNSの問題やトラブルがあとをたちません。
スマホやゲームがひとつの要因で、不登校になったり
長期化するケースも少なくないです。
スマホは、どこでも(なんでも)ドアです。
どんなことでも、できるようになってきました。
逆に、スマホでできないことはなんですか?
人との交流も、旅行の計画も、ショッピングも、ゲームも、カメラも
勉強も、仕事もできるようになってきました。
今後ますます、できることは増えてくるでしょう。
まさに、指先ひとつで、様々な世界に行ける、どこでもドアです。
だからこそ、問題も多く起こってきます。
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しかし、少し立ち止まって考えてください。
誰がそのドアを開く鍵を与えましたか?
子どもたちは、ドアの存在は知っていても
鍵は持っていません。
親から与えられなければ、その鍵は手に入れることができないのです。
その世界のことをしっていましたか?
その世界は、この世界のことです。
どこかの仮想空間ではないのです。
オンラインは、オフラインの世界と表裏一体です。
子どもを知らないところに旅をさせる時、
どうしますか?
はじめて公園で遊ばせた時、どんなふうに遊ばせましたか?
スマホをルールやフィルタリングを設定せずに与えることは
たった一人で、異国の地を旅させるのと一緒です。
あなたの子どもは、その準備ができていますか?
できているなら、かまいません。
できていないなら、何をすべきか、考えるべきです。
一度、広大でで、自由な世界を知った子どもを
檻の中に閉じこめることは、非常に難しいです。
そこから出せと叫び、暴れるでしょう
あたりまえのことです。
これからの世界で、スマホをはじめとするネットデバイスを
与えないという選択肢は、懸命ではありません。
共に学び、向き合い、親もその世界のことを知らなければいけません。
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