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第2回公認心理師試験過去問題21〜30

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※詳しい説明は、随時更新していきます。

問21 マルトリートメントについて、正しいものを1つ選べ。

  1. マルトリートメントは認知発達に影響しない。
  2. 貧困はマルトリートメントのリスク要因にならない。
  3. マルトリートメントを受けた子どもは共感声が。高い
  4. マルトリートメントを受けた子どもは警戒心が乏しい。
  5. マルトリートメントを受けることは、将来身体的健康を損なうリスクとなる。
解答

問22 DSM-5の心的外傷後ストレス障害〈PTSD〉について、正しいものを1つ選べ。

  1. 児童虐待との関連は認められない。
  2. 症状が1か月以上続いている必要がる。
  3. 診断の必須項目として抑うつ症状がある。
  4. 眼球運動による脱感作と再処理法〈EMDR〉の治療効果はない。
  5. 心的外傷の原因となる出来事は文化的背景によって異なることはない。
解答
  1. DVへの考慮など、児童虐待との関連が考慮されている。出来事基準にも「児童虐待の詳細に繰り返し曝露される警官」が記されている。
  2. 抑うつはPTSDとの併発がよく見られるが、PTSD由来ではない場合が一般的である。
  3. EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing)は脳機能に基づく説明とともに治療効果が認められてる治療法である
  4. 殺生や輸血に対する個人-文化間における価値観の違いがPTSDの原因となる場合もある

問23 日本語を母語としない成人の知能検査として、最も適切なものを1つ選べ。ただし、検査内容の説明程度は日本語で理解できるものとする。

  1. PARS-TR
  2. WISC-Ⅳ
  3. ベンダー・ゲシュタルト検査
  4. ウィスコンシンカード分類検査
  5. コース立方体組み合わせテスト
解答
  1. 対象者が成人ではなく、幼児〜児童を想定する検査である。また、知能ではなくASDについて捉えるための検査である。
  2. 対象者が成人ではなく、児童を想定する知能検査である。
  3. 対象者が成人ではなく、児童を想定するゲシュタルト機能の検査である。
  4. 知能ではなく、実行機能を捉えるための検査である。

問24 2017年に文部科学省が実施した「児童生徒の問題行動・不登校生徒指導上の諸課題に関する調査」における暴力行為に当てはまるものとして、適切なものを1つ選べ。

  1. 中学生が親を殴った。
  2. 学区内の公園で、中学生が故意に遊具を壊した。
  3. 高校生が後輩の中学生に対し、金品を持ってくるように命令した。
  4. 小学生がバットの素振りをしていたところ、通りかかった教師に当たった。
  5. 中学校内で、同じクラスの生徒同士が殴り合いになったが、双方に怪我はなかった。
解答

問25 1960年代のR.Rosenthalの実験で、ある検査の結果、学業成績が大きく向上すると予測される児童の氏名が教師に伝えられていた。実際には、児童の氏名は無作為に選ばれていた。8か月後、選ばれた児童の学業成績が実際に向上していた。

  1. ハロー効果
  2. プラセボ効果
  3. ホーソン効果
  4. ピグマリオン効果
  5. アンダーマイニング効果
解答

ピグマリオン効果も参照。

  1. ある特定の特徴を高く評価した際、他の特徴に対する評価が歪められる現象。
  2. 薬と信じ込ませた上にて偽薬を処方した際、偽薬にも関わらず症状の改善が見られる現象。
  3. 他者により信頼されているとの自覚により、生産性や検査結果が変容する現象。
  4. 教師の期待を受けることで、生徒の学業成績が向上すると捉える現象。教師期待効果とも呼ばれる。
  5. 内発的に動機付けされている行為に対して外発的な報酬が与えられることで、動機付けが低下する現象。

問26 いじめの重大事態への対応について、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 被害児童生徒・保護者が調査を望まない場合であっても、調査を行う。
  2. 重大事態の調査を行った場合は、調査を実施したことや調査結果を社会に公表する。
  3. 「疑い」が生じた段階ではなく、事実関係が確定した段階で重大事態としての対応を開始する。
  4. 児童等の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認められるときに限り、重大事態として対応する。
  5. 保護者から、いじめという表現ではなく人間関係で心身に変調を来したという訴えがあった場合は、安易に重大事態として対応しない。
解答
  1. 【暴力行為】の定義(文部科学省, 2019)
    「自校の児童生徒が,故意に有形力(目に見える物理的な力)を加える行為」

    ※「平成30年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」より

問27 形成的評価について、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 一定の教育活動が終了した際に、その効果を把握し判断するために行う評価
  2. 個人の学力に関する特定の側面をそれ以外の側面と比較して把握し判断するために行う評価
  3. 過去と現在の成績を比較して、どの程度学力が形成されたかについて把握し判断するために行う評価
  4. 指導前に、学習の前提となるレディネスが形成されているかを把握し、指導計画に活用するために行う評価
  5. 指導の過程で学習の進捗状況や成果を把握し判断して、その情報をその後の指導計画に活用するために行う評価
解答

問28 DSM-5の反社会性パーソナリティ障害の診断基準として、正しいものを1つ選べ。

  1. 10歳以前に発症した素行症の証拠がある。
  2. 他人の権利を無視し侵害する広範な様式で、14歳以降に起こっている。
  3. 反社会的行為が起こるのは、統合失調症や双極性障害の経過中ではない。
  4. 他人の権利を無視し侵害する広範な様式には、「自殺のそぶり、脅し」が含まれる。
  5. 他人の権利を無視し侵害する広範な様式には、「衝動性、または将来の計画を立てられないこと」が含まれる。
解答

問29 ある人物の起こした1件の大きな事故の背後には、同一人物による軽度、重度の同様の事故が29件発生しており、さらにその背後には、事故にはならなかったが危ない状況が300件あることを示した事故発生モデルは何か、正しいものを1つ選べ。

  1. インシデント
  2. 危険予知モデル
  3. スイスチーズモデル
  4. スノーボールモデル
  5. ハインリッヒの法則
解答

問30 緊張病に特徴的な症状として、正しいものを1つ選べ。

  1. 昏迷
  2. 途絶
  3. 観念奔逸
  4. 情動麻痺
  5. カタプレキシー
解答

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