心理学史①

精神物理学

刺激の物理的変化とそれに対する心理的な数量的変化の関係を研究する。

ウェーバーの法則

Weberは、刺激の弁別閾(丁度可知差異;気づくことができる最小の刺激差)は、基準となる基礎刺激の強度に比例することを見いだした。

はじめに加えられる基礎刺激量の強度をRとし、これに対応する識別閾値をΔRとすると、Rの値にかかわらず

”ΔR/R=一定”

この一定の値をヴェーバー比という。

すなわち、100の刺激が110になったときはじめて「増加した」と気付くならば、200の刺激を増加したと気付かせるためには220にする必要がある(210では気付かない)

 

フェヒナーの法則

ヴェーバーの弟子であるグスタフ・フェヒナーは、ウェーバーの法則の式を積分することにより(ここでΔRをdRとして積分することは若干の飛躍があり、厳密な計算ではなく近似である)以下の対数法則を導き出した。

刺激量の強度Rが変化する時、これに対応する感覚量Eは

”E = 定数 log R”

の関係となる。つまり心理的な感覚量は、刺激の強度ではなく、その対数に比例して知覚される。

100の刺激が100増加して200になる感覚と、200の刺激が200増加して400になる感覚は等しい

フェヒナーの法則と呼ばれることも多いが、ウェーバーの法則から導出したことからウェーバー・フェヒナーの法則とも呼ばれる。

 

極限法(極小変化法)

刺激を一定の段階で少しずつ変化させながらその刺激に対する被験者の判断を求め、被験者の判断が特定の変化をする点を決定する方法。

恒常法(恒常刺激法)あらかじめ決定しておいた数段階の刺激(一般には5~9段階の刺激が用いられる)をランダムな順序でそれぞれ同回数反復呈示し、各刺激に対する被験者の判断を求める方法。

調整法(平均誤差法)被験者が刺激のある属性値を変化させ、それを観察しながら等価判断などを行う方法。

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