グリーフケア

グリーフケアとは

griefとは、死別などによる、深い悲しみ、悲嘆をいう。グリーフケアは、その人が、悲しみから立ち直れるように側で支援をすることを言う。

平成24年度介護福祉士国家試験に出題

次の事例を読んで問題について答えなさい。
【事例】
Hさん(80歳、男性)は、娘には老後の心配をかけたくないと考えて、2年前に夫婦で軽費老人ホームに入所した。物静かな性格で賑やかな場所は苦手である。身の回りのことは自分でできる。10年前に糖尿病にかかり、毎日、朝食前に自分でインスリン注射をしている。半年前、妻が突然亡くなった。妻がいるころは、妻と一緒に散歩をしたり、妻が食事にも気を配ってくれていたので血糖値は安定していた。妻の死後は自己注射を介護職が見守っている。

【問題】
Hさんは介護職に、「妻が亡くなった直後は、いろいろと忙しくて寂しいとは思わなかったが、半年たった今ごろになってとても寂しくなり、自然に涙が出たりする」と言った。Hさんに対して介護職が行うグリーフケアとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . Hさんと相談して、思い出話ができる人たちに集まってもらう。◯
2 . 悲しみは時間とともに消失するので、そっとしておく。
3 . 悲しみは糖尿病には影響しないので、そのままにしておく。
4 . 少しでも早く立ち直ってもらうために、娘の家に行くことを勧める。
5 . 元気を出してもらうために、カラオケ大会を開く。

平成29年度看護師国家試験に出題

入院中の妻を亡くした直後の夫へのグリーフケアで最も適切なのはどれか。

1.妻の話を夫とすることは避ける。

2.夫の悲嘆が軽減してからケアを開始する。

3.夫が希望する場合は死後の処置を一緒に行う。◯

4.妻を亡くした夫のためのサポートグループへの参加を促す。

平成21年度看護師国家試験に出題

80歳の男性が終末期を迎えた70歳の妻を介護している。今後、必要となるグリーフケアで適切でないのはどれか。

1.男性の健康状態を把握する。

2.グリーフケアは妻の死亡後に開始する。◯

3.身内を亡くした人のサポートグループを紹介する。

4.男性が希望すれば妻の思い出を語り合う機会を設ける。

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