小学生や中学生向けにアンガーマネジメントの授業をすると
べき思考や、自分の考え方のくせについて説明するときに、難しさを感じます。
大人は、「べき思考」や「白黒思考」と聞いたら、パッとイメージが湧くのですが
子どもの中では、新ワードなので、子どもにわかりやすいように説明してあげる必要があります。
下記のようなことばで言い換えるだけで、かなりわかりやすくなるので、参考にしてみてください。
白黒思考=白黒はっきりさせたい思考
良いか悪いかの結果で判断する。判断基準は自分の価値観。
例えば、言うことを聞くからいい子、注意する子は悪い子などと考える。
完璧主義
理想と現実を一致させなければいけないという強い思い。
例えば、1つで間違えたらすべてダメ、一日遅刻したからダメなどと考える。
過大思考・過小思考=おおげさ思考・ささい思考
必要以上に大げさなこととして捉えたり、反対に、ささいなこととして捉える。
特に、悪いことは実際より大きく、よいことは実際より小さく捉えてしまう。
過度な一般化=「絶対・いつも・みんな思考」
この思考の人は、物事を分けて考えることが苦手な人と言えます。
例えば、一人から言われたことに対して「みんなが自分のことを言っている」
一回悪いことがあったら「いつもついていない」と考える。
以下の3つのワードをよく使う人や、頭の中にある人は要注意!
他罰・被害思考=自分は悪くない思考
悪意のものと思い相手のせいや被害的に捉える。
例えば、「あいつはわざとやった」、「私ばかり注意して、私を嫌っているんだ」と考える。
とらわれ
同じことを何回も繰り返し考えるなど、1つの考えにとらわれる。
例えば、失敗を恐れ、繰り返し考える。言われた言葉を頭の中で何度も繰り返す。
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いや〜ほんと良い授業でしたね。
だんだんSCが求められていることが、多岐にわたってきているし、学校にはさらに活躍する場が広がってくるかと思いました。
そのためには狭い臨床家としての枠から超えた、広い視野を持つ臨床家としての力も更に養わねばならないと感じました。
アンサーじゃないですが、怒りの背後の感情と学校と一緒にやる保護者対応についてかかせていただきました。