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セルフ・ハンディキャッピング

セルフ・ハンディキャッピングとは

自らにハンディキャップを課すことで、たとえ失敗した時でも他のせいであると言い訳ができるようにして自尊心を守る防衛方法。成功した時はハンディキャップがあるのに成功したと言えるし、失敗したときは、ほらやっぱり○○のせいで失敗したと言える。

第4回公認心理師試験に出題

53歳の女性A。もともと軽度の弱視がある。大学卒業後、管理栄養士として働いていたが、結婚後、出産を機に退職し、その後、職には就いていない。2年前に一人娘が就職し一人暮らしを始めた頃から、抑うつ的になることが増え、身体のほてりを感じることがしばしばあり、頭痛や倦怠感がひどくなった。また、これから何をしてよいのか展望が持てなくなり、不安な状態が続いていた。しかし、最近、かつて仕事でも趣味でもあった料理を、ボランティアで20歳から30歳代の女性らに教える機会を得て、彼女らとの会話を楽しみにするようになっている。
Aのここ数年来の心身の状態として、該当しないものを1つ選べ。

  1. 更年期障害
  2. 空の巣症候群
  3. アイデンティティ危機
  4. 生成継承性〈generativity〉
  5. セルフ・ハンディキャッピング
解答

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