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国際生活機能分類とは
英語では、International Classification of Functioning, Disability and Health,:ICF。2001年に世界保健機関(WHO)が採択。それまでは、国際障害分類が使われていた。人の生活機能と障害を分類し、さらにその要因となる環境因子や個人因子をも分類する機能を持っている。
分析要素
- 健康状態
- 心身機能・身体構造
- 活動(個人の活動)と参加(社会参加)
- 環境因子・個人因子
第3回公認心理師試験に出題
問130 生物心理社会モデルに共通する考え方を含んでいるものとして、適切なものを2つ選べ。
- DSM-5
- HTPテスト
- 洞察の三角形
- Cannon-Bard説
- 国際生活機能分類〈ICF〉
解答
①、⑤
第1回公認心理師試験に出題
WHO〈世界保健機関〉によるICF〈国際生活機能分類〉の障害やその支援に関する基本的な考え方について、正しいものを2つ選べ。
- 生活機能と障害の状態は、健康状態、環境因子及び個人因子が相互に影響し合う。◯
- 生活機能の障害は、身体の機能不全によって能力低下が引き起こされる中で生じる。
- 障害とは、心身機能、身体構造及び活動で構成される生活機能に支障がある状態である。
- 障害とは、身体的、精神的又は知的機能のいずれかが一般の水準に達しない状態が継続することである。
- 障害への心理的支援においては、診断名ではなく、生活の中での困難さに焦点を当てることが重要である。◯
第106回看護師国家試験に出題
国際生活機能分類〈ICF〉の構成要素はどれか。2つ選べ。
1. 参 加◯
2. 休 息
3. 社会的不利
4. 生活関連動作
5. 心身機能・構造◯
平成27年度精神保健福祉士国家試験に出題
国際生活機能分類(ICF)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 対象は、障害のある人に限られる。
- 障害を、社会環境から切り離して捉えている。
- 健康状況とは、課題や行為の個人による遂行のことである。
- 障害を機能障害、能力障害、社会的不利に分類したものである。
- 世界保健機関(WHO)により採択され、国際的に用いられている。◯
平成21年度介護福祉士国家試験に出題
国際生活機能分類(ICF)に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
- 活動とは、個人による課題や行為の遂行のことである。
- 環境因子は、背景因子に含まれる。
- 参加とは、生活、人生場面への関わりのことである。
- 精神機能は、身体構造に含まれる。◯
- 福祉サービスは、環境因子に含まれる。
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