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ホメオスタシス(生体恒常性)
生体が一定の状態を保ち続けようとする機能。
自律神経
自律神経系は、循環、呼吸、消化、内分泌、体温調節、排泄などをつかさどり、生体恒常性を保つ重要な役割をしている。自律神経は交感神経(身体活動=心拍数増加、血圧上昇、消化管運動抑制)と副交感神経(休息=心拍数現象、血圧低下、消化管運動促進)が拮抗して機能することで恒常性が保たれている。共に中枢神経系から筋前繊維として(交感神経は胸神経前根、副交感神経は脳神経と仙骨神経に含まれる)アセチルコリンは自律神経節のシナプスで放出するが、節後神経として臓器に到達した際には交感神経は概ねノルアドレナリンが、副交感神経はアセチルコリンが放出されるという違いがある。
現任者講習会テキスト
第95回看護師国家試験に出題
交感神経の緊張状態はどれか。
1. 瞳孔の収縮
2. 気管支の収縮
3. 心拍数の減少
4. 末梢血管の収縮 ◯
第98回看護師国家試験に出題
交感神経系の緊張で弛緩するのはどれか。
1. 立毛筋
2. 瞳孔散大筋
3. 膀胱括約筋
4. 気管支平滑筋 ◯
第100回看護師国家試験に出題
副交感神経の作用はどれか。2つ選べ。
1. 瞳孔の散大
2. 発汗の促進
3. 心拍数の低下 ◯
4. 気管支の拡張
5. 消化液の分泌亢進 ◯
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