解離性(転換性)障害

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解離性(転換性)障害とは

ICD-10における解離性(転換性)障害は、「過去の記憶、同一性と直接的感覚、および身体運動のコントロールの間の正常な統合が部分的、あるいは完全に失われていること」としており、以下の項目にわかれている。

  • F44.0 解離性健忘
  • F44.1 解離性遁走[フーグ]
  • F44.2 解離性昏迷
  • F44.3 トランスおよび憑依障害
  • F44.4 解離性運動障害
  • F44.5 解離性けいれん
  • F44.6 解離性知覚麻痺および感覚脱失
  • F44.7 混合性解離性[転換性]障害
  • F44.8 他の解離性[転換性]障害
    • F44.80 ガンザー症候群
    • F44.81 多重人格障害
    • F44.82 小児期あるいは青年期にみられる一過性解離性[転換性]障害
    • F44.83 他の特定の解離性[転換性]障害
  • F44.9 解離性[転換性]障害、特定不能のもの

平成30年度公認心理師国家試験に出題

ICD-10の解離性(転換性)障害について、誤っているものを1つ選べ。

  1. 自殺の危険性がある。
  2. 身体症状を伴う場合がある。
  3. 幼少時の被虐待体験が関連している。
  4. 自らの健忘には気づいていないことが多い。
  5. 可能な限り早期に外傷的な記憶に踏み込んで治療すべきである。◯

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