実験神経症
実験神経症とは Pavlov,L.P.(パヴロフ)によって発見された。 実験下における神経症的異常行動。刺激差異を狭小にして弁別困難な状況となった場合、報酬が期待されるように与えられなかったり、罰に置換されたりする場合に…
実験神経症とは Pavlov,L.P.(パヴロフ)によって発見された。 実験下における神経症的異常行動。刺激差異を狭小にして弁別困難な状況となった場合、報酬が期待されるように与えられなかったり、罰に置換されたりする場合に…
ホスピタリズムとは Spitz,R.A.が提唱した概念。乳幼児期から母親から離れて施設で育つと、情緒的な障害や身体的な発育の遅れなどが見られることをいう。「施設病」とも呼ばれる。 平成28年度臨床心理士資格試験に出題 母…
内的作業モデルとは Bowlby,J.(ボウルビィ)が愛着理論の中で提唱。 養育者(主に母親)との愛着関係は内在化し、他者との関係を構築する上でのモデルとして機能すること。 平成28年度臨床心理士資格試験に出題 母子関係…
情動調律とは Stern,D.N.(スターン)が提唱。調律とは、楽器の音を合わせること。 それと同じで、子どもの情動に親が合わせていくこと。 しかし、情動に合わせるといっても、乳児は言葉を使わないため、 声の抑揚や身体の…
再接近期とは Mahler,M.S.(マーラー)が「分離ー個体化」で提唱した概念。 子どもが成長し離れたと思いきや、一時的に不安が強くなり、再び接近することをいう。 生後2年くらいまでに出現する。 平成28年度臨床心理士…
基本的信頼とは Erikson,E.H.(エリクソン)が提唱した。心理社会的発達理論の中の乳幼児期における最も初期の発達課題。 養育者との信頼関係(子どもの欲求に対しての適切な対応)を通して、 世界に対する信頼感や自分は…
効果の法則とは Thorndike,E.L.(ソーンダイク)が提唱した学習法則。 空腹のネコを実験で使い、中の仕掛けを操作すればドアが開き、外に出て、餌を食べられる問題箱を作成した。 ネコは試行錯誤で脱出に成功し、さらに…
心理的リアクタンス理論とは reactanceとは、「抵抗」を意味する。他者からの要求は、たとえそれが自分にとって望ましいものや 正しいとわかっていることであっても、自由を奪われる可能性を感じ、拒否的に反応してしまうこと…
ドア・イン・ザ・フェイス法とは フット・イン・ザ・ドアとは逆の手法で、 最初に断られたり、拒否されたりして当たり前のような大きい要求をし、その後で本当の目的だった要求を通すこと。 断ることによる罪悪感や、相手が断ることを…
接種理論とは McGuire,W.J.(マクガイア)が提唱。予防接種の考えから構築された理論。 反論に対する「免疫力」を高めるために、あらかじめ予想される反論を与えて、それを論破させる手続き(予防接種に当たる)が有効であ…