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問153 事例
28歳の女性A、会社員。Aは、3か月前に夜遅く一人で歩いていたところ、強制性交等罪(強姦)の被害に遭った。その後、気がつくと事件のことを考えており、いらいらしてささいなことで怒るようになった。仕事にも集中できずミスが目立つようになり、上司から心配されるまでになった。「自分はどうして事件に巻き込まれたのか。こんな私だから事件に遭ったのだろう。後ろから足音が聞こえてくると怖くなる。上司も私を襲ってくるかもしれない」と思うようになった。
Aに認められていない症状として、正しいものを1つ選べ。
- 侵入症状
- 回避症状
- 覚醒度と反応性の変化
- 認知と気分の陰性変化
解答
②
PTSDを参照。
侵入症状は、「気がつくと事件のことを考えており」という表記。
覚醒度と反応性の変化は、「いらいらしてささいなことで怒る」という表記。
認知と気分の陰性変化は、「こんな私だから事件に遭ったのだろう。後ろから足音が聞こえてくると怖くなる。上司も私を襲ってくるかもしれない」という表記。