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第4回公認心理師試験111〜120

問111 認知的不協和が異なる現象として、不適切なものを1つ選べ。

  1. 顕示的消費
  2. 禁煙の困難さ
  3. 説得や依頼における段階的要請
  4. 入会におけるイニシエーション
  5. 既に購入した製品のパンフレットや広告の閲読
解答

問112 味覚の基本味に含まれないものを1つ選べ。

  1. 塩味
  2. 辛味
  3. 酸味
  4. 苦味
  5. うま味
解答

問113 心理的アセスメントにおけるインフォームド・コンセントの説明として、不適切なものを1つ選べ。

  1. 被検査者が幼い場合には、保護者に情報提供する。
  2. 検査をいつでも途中でやめることができることを伝える。
  3. 検査がどのように心理的支援に活用されるかについて説明する。
  4. 心理的支援に否定的な影響が想定される場合、検査の性質の一部を伏せて実施する。
  5. 被検査者に説明する際には、被検査者が理解できるような言葉にかみ砕いて情報を伝える。

問114 アウトリーチ(多職種による訪問支援)の説明として、不適切なものを1つ選べ。

  1. 多職種・多機関でのチーム対応が求められる。
  2. 虐待事例における危機介入で用いられる手法の1つである。
  3. 支援者が自ら支援対象者のもとに出向く形態の支援である。
  4. 対象者のストレングスの強化より病理への介入が重視される。
  5. 対象者の多くは、自ら支援を求めない又は求められない人である。
解答

問115 心身症に含まれないものを1つ選べ。

  1. 緊張型頭痛
  2. 過換気症候群
  3. 過敏性腸症候群
  4. 起立性調節障害
  5. 心気障害(病気不安症)
解答

心身症を参照。

問116 災害支援者を対象とするストレス対策として、不適切なものを1つ選べ。

  1. 生活ペースを維持する。
  2. 業務のローテーションを組む。
  3. 住民の心理的反応に関する研修を行う。
  4. ストレスのチェックリストによる心身不調の確認を行う。
  5. 話したくない体験や気持ちについても積極的に話すように促す。
解答

問117 複雑性悲嘆に対するJ.W.Wordenの悲嘆セラピーの減速や手続きとして、誤っているものを1つ選べ。

  1. 故人の記憶を蘇らせる。
  2. 悲しむのをやめたらどうなるかを一緒に考える。
  3. 喪失を決定的な事実と認識しないように援助する。
  4. 故人にアンビバレントな感情を探索することを援助する。
  5. 大切な人がいない状況での新たな生活を設計することを援助する。
解答

問118 緊急一時保護が必要であると児童相談所が判断する基準に該当しないものを1つ選べ。

  1. 保護者に被虐待歴がある。
  2. 子どもへの性的虐待の疑いが強い。
  3. 子どもに重度の栄養失調がある。
  4. 保護者が子どもを殺してしまいそうだと訴えている。
  5. 保護者が暴力を振るうため帰りたくないと子どもが訴えている。
解答

問119 学習障害について、誤っているものを1つ選べ。

  1. 特別支援教育の対象とされている。
  2. 特定の領域の学業成績が低くなりやすい。
  3. 計画の立案が困難であることにより特徴付けられる。
  4. 必要に応じて、頭部画像検査などの中枢神経系の検査が用いられる。
  5. 聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す。
解答

問120 心理喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律(医療観察法)について、誤っているものを1つ選べ。

  1. 退院期間は、最長5年以内である。
  2. 社会復帰調整官は、保護観察所に置かれる。
  3. 精神保健観察は、社会復帰調整官が担当する。
  4. 入院施設からの退院は、入院施設の管理者が決定する。
  5. 心神喪失等の状態で放火を行った者は、医療及び観察等の対象となる。
解答

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