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問121 公認心理師に求められるスーパービジョンについて、最も適切なものを1つ選べ。
- スーパーバイザーとスーパーバイジーの関係は対等である。
- スーパーバイザーはスーパーバイジーへの心理療法を行うべきではない。
- スーパーバイザーはスーパーバイジーが行う心理的支援の実践上の責任を負う。
- スーパービジョンとはスーパーバイザーとスーパーバイジーが1対1で行うものをいう。
解答
②
問122 準実験的研究法の特徴として、最も適切なものを1つ選べ。
- 予備実験に用いられることが多い。
- 実験的研究に比べて、内的妥当性が高い。
- 実験的研究に比べて、倫理基準が緩やかである。
- 参加者を無作為に割り付けることができないときに実施が検討される。
解答
④
問123 知能検査を含む集団式の能力テストについて、適切なものを1つ選べ。
- 個別で実施することはできない。
- 第二次世界大戦を機に兵士の選抜のために開発された。
- 学校での成績の予測妥当性は相関係数にして 0.60 を超える。
- 学習障害や発達の遅れのスクリーニングとして使うことができる。
解答
④
問124 ギャンブル等依存症について、正しいものを1つ選べ。
- 本人の意思が弱いために生じる。
- パーソナリティ障害との併存はまれである。
- 自助グループに参加することの効果は乏しい。
- 虐待、自殺、犯罪などの問題と密接に関連している。
解答
④
問125 病院において、公認心理師が医師から心理検査を含むアセスメントを依頼された場合、その結果を報告する際の留意点として、不適切なものを1つ選べ。
- 依頼された際の目的に応えられるように、情報を整理し報告する。
- 心理的側面のみでなく、生物学的側面や社会環境も統合して報告する。
- クライエントの処遇や治療方針を決めるための参考になるよう配慮する。
- 心理検査の結果を他の情報と照合することはせず、心理検査からの客観的報告にとどめる。
解答
④
問126 クライエントに関する情報提供が秘密保持義務よりも優先される状況について、適切なものを2つ選べ。
- クライエントが虐待されていることが疑われる場合
- クライエントに直接関係ない専門家の研修会で事例として取り上げる場合
- 成人のクライエントについて、一親等の家族から情報開示の請求がある場合
- クライエントとの面接で、誹謗中傷される相手が特定できる可能性がある場合
- クライエントが自分自身の精神状態や心理的な問題に関連して訴訟を起こし、その裁判所から要請がある場合
解答
①、⑤
問127 対人魅力について、適切なものを2つ選べ。
- 相手からの評価や好意が対人魅力に影響を与える。
- 相手との物理的距離が大きいほど対人魅力につながる。
- 容貌などの身体的特徴は対人魅力に影響を与えることはない。
- 相互作用を伴わない単なる接触の繰り返しが対人魅力につながる。
- 性格が自分と類似した相手より相違点が多い相手に対人魅力を感じやすい。
解答
①、④
問128 J. Piaget の発達段階説について、正しいものを2つ選べ。
- 発達段階は個人によってその出現の順序が入れ替わる。
- 感覚運動期の終わり頃に、延滞模倣が生じる。
- 前操作期に入ると、対象の永続性に関する理解が進む。
- 形式的操作期に入ると、仮説による論理的操作ができるようになる。
- 具体的操作期に入ると、イメージや表象を用いて考えたり行動したりできるようになる。
解答
②、④
問129 PECS の説明として、正しいものを2つ選べ。
- 質問への応答から指導を始める。
- 応用行動分析の理論に基づいている。
- 身振りを意思伝達の手段として用いる。
- 補助代替コミュニケーションの一種である。
- 自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害〈ASD〉ではない子どもに、より効果的である。
解答
②、④
問130 田中ビネー知能検査 V の実施と解釈について、正しいものを2つ選べ。
- 2歳から18歳11か月まで適用が可能である。
- 生活年齢〈CA〉より1歳低い年齢級の課題から検査を始める。
- 13歳以下では、精神年齢〈MA〉から知能指数〈IQ〉を算出する。
- 各年齢級の問題で1つでも合格できない問題があれば、下の年齢級に下がる。
- 14歳以上では「言語理解」、「作動記憶」、「知覚統合」及び「処理速度」の4分野について、偏差知能指数〈DIQ〉を算出する。
解答
③、④
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